神戸にMF髙橋壱晟が電撃加入 約10年間を過ごした千葉に別れ「あの日、あのピッチに立っていたことを…」

ソフトウェア市場の拡大に期待

 ヴィッセル神戸は28日、ジェフユナイテッド千葉からMF髙橋壱晟が完全移籍加入することを発表した。

 髙橋は1998年4月20日生まれの現在28歳。青森山田高校を経て、2017年に千葉へ入団した。千葉ではルーキーイヤーのJ2開幕戦でスタメンデビューを飾ったものの、徐々に出場機会が減少し、2年目はレノファ山口FCへ、3年目はモンテディオ山形へ期限付き移籍。2020年に千葉へ復帰すると、徐々に立ち位置を確立し、背番号を「2」に変更した2023シーズン以降は、不動の右サイドバックとして活躍を続けた。

 2025明治安田J2リーグでは全38試合中37試合にフル出場。明治安田J1昇格プレーオフ2025でも両試合にフル出場し、17年ぶりとなる千葉のJ1復帰に大きく貢献した。明治安田J1百年構想リーグでは地域リーグラウンド、プレーオフラウンドを合わせて18試合出場1得点を記録していた。

 2度の期限付き移籍こそ経験したものの、高卒1年目から千葉でプレーを続けた髙橋は、今回の完全移籍を受けて、クラブを通して次のようにコメントを発表。「ジェフに関わる全ての皆さんへ」と切り出し、これまでの道のりを振り返った上で、次のように感謝の言葉を綴った。

「18歳で加入してから約10年間、本当にお世話になりました。ジェフで過ごした10年間のほとんどは、思うように試合に出場できず、苦しい時間の連続でした。『もう頑張れない』、『練習に行きたくない』そんな気持ちになる日も何度もありました」

「それでも、チームメイト、監督、コーチをはじめとするスタッフの皆さん、そして家族や友人が、どんな時も僕を支え、励ましてくれました。慶行さんが監督になってからの3年間で、改めて試合に出続ける喜びを感じることができました」

「初めて挑戦したSBというポジションは、右も左もわからない状態からのスタートでした。それでも試合を重ね、試行錯誤を繰り返しながら成長していく。その毎日こそが、僕がずっと求めていたものでした。コーチの坂本さんには、フィードバックの映像を作成していただいたりと、一から丁寧に指導していただきました。本当に恵まれた環境でプレーさせてもらえたことに感謝しています」

「そして何より、昨年J1昇格を果たせたことが、ジェフで過ごした10年間の中で一番の思い出です。サポーターの皆さんがつくり出すフクアリの真っ黄色のスタンド、そして熱気。あの最高の雰囲気の中で戦ったプレーオフ2試合は、特に鮮明に覚えています。このフクアリで戦えるなら、このサポーターの皆さんとともに戦えるなら絶対に勝てる。心からそう思えました。あの日、あのピッチに立っていたことを、誇りに思っています」

「このクラブを離れるという決断は簡単なものではありませんでしたが、百年構想リーグ、そしてオールスターへの出場などを経験し、自分の成長をもっと加速させていくためには、変化が必要だと感じるようになりました。この決断を信じて、ヴィッセル神戸でさらに成長できるよう、全力で頑張りたいと思います」

「僕はジェフ、そしてジェフのあるこの街が大好きです。本当にありがとうございました。また会いましょう」

 また、新天地となる神戸を通しては、次のように意気込みを明かした。

「ジェフユナイテッド市原・千葉から加入しました髙橋壱晟です。Jリーグのチャンピオンチームの一員として戦えることを、大変光栄に思います」

「この厳しい環境にチャレンジできる喜びを胸に、強い覚悟を持って日々の努力を積み重ねていきます。ファン、サポーターの皆様とスタジアムでお会いできる日を楽しみにしています。応援よろしくお願いします」

【ハイライト動画】百年構想リーグのダービーではゴールも記録