国産米需要、過去最低に=輸入増で見通しにズレ―農水省

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 農林水産省は28日、2025年7月から1年間の国産主食用米の需要量が、玄米ベースで683万トンにとどまり、過去最低になったと明らかにした。同日の食料・農業・農村政策審議会(農水相の諮問機関)食糧部会で示した。民間輸入の増加に伴う国産米の需要減を織り込めず、今年3月の見通し比で8万~21万トン下振れした。
 コメが不足した「令和の米騒動」は、前年の需要見通しが実績を大幅に下回ったことが一因となった。その反省を踏まえ、訪日客の需要などを考慮する算出方法に変更。しかし、コメを確保しようと輸入が急増したこともあって、今度は需要見通しが過大となった。
 同省が「需要に応じた生産」を呼び掛ける中、25年産はコメ価格高騰を背景に、過大な需要見通しをも上回る生産が行われ、コメ余りが発生。先月末時点の民間在庫量は、過去最大の243万トンに積み上がり、価格下落の懸念が高まっている。