マインツに所属する日本代表MF佐野海舟が羽田空港で取材に応じた。
自身初のFIFAワールドカップでは、3試合に先発フル出場。決勝トーナメント1回戦のブラジル代表戦では、インターセプトから鮮烈な日本代表初ゴールを決めた。佐野は「日本に帰ってきて反響もありましたけど、それに対して結果で応えることができなかったことも感じました。次に向けて、そういった気持ちを忘れずにやっていきたい」と悔しさをにじませた。オフ期間は旅行などでリフレッシュし、再びドイツへ向かう。「気持ちの整理が一番で、そこは時間がかかりましたけど、しっかりできたと思います。自分のプレーだったり、大会までの持っていき方だったり、初めてだったので、そういうところはこれからのプラスになる」と前向きに振り返った。
昨季はブンデスリーガ全34試合に出場し、3060分プレーする鉄人ぶりを発揮。欧州ビッグクラブがこぞって佐野の獲得に関心を示している。「自分だけではコントロールできるものではないので、やっぱり自分にできることにしっかりフォーカスしたい」と佐野。「しっかりと考えながら、でも自分にできることっていうのは、やっぱり今いるところでやることだと思ってるんで、そこをブラさずにやっていきたい」と語った。
FIFAワールドカップでも存在感を示し、市場価値は日本人選手トップの約5000万ユーロ(約93億円)まで上昇。市場価値はサッカー界における評価の証でもあるが、「誰が決めているのかも分からないので、あれですけど(笑)。でも、そう評価してもらえることは自分の自信にもつながります。まだまだ自分の目指しているところは上なんで、やっぱりコツコツやり続けていくしかないのかなと思ってます」と謙虚な姿勢を貫いた。
23日には森保一監督が来年1月のAFCアジアカップまでの短期契約を締結。来年3月からは現U-21日本代表の大岩剛監督が兼任でA代表を率いることが発表された。日本代表の体制について、佐野は「自分たちは口出しすることもないですし、できる立場でもないので。自分たちは日々成長することしかないと思うので、また代表に呼ばれるように、一から自分はやっていくしかないのかなと思ってます」と気持ちを引き締めた。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)
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