自衛隊が非常に珍しいロシア軍のアムガ級ミサイル補給艦を確認しました。
自衛隊がロシア軍の珍しいミサイル補給艦を確認
防衛省・統合幕僚監部は2026年7月21日、日本最北の有人島である北海道の礼文島沖でロシア海軍の艦艇3隻を確認したと発表し、当該艦艇の画像を公開しました。
今回確認されたのはタランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇2隻とアムガ級ミサイル補給艦の計3隻です。これらの艦艇は7月20日午後6時頃に礼文島の北西約60kmの海域に出現し、宗谷海峡を東へ航行したとのこと。
これに対し、海上自衛隊の第5哨戒防備隊に所属するミサイル艇「わかたか」と第2航空群に所属するP-3C哨戒機により警戒監視・情報収集を行ったとしています。
アムガ級ミサイル補給艦は、弾道ミサイル潜水艦などへミサイルの補給を行う支援艦艇で、上甲板に巨大なクレーンを備えています。同型艦は2隻しかなく、自衛隊がアムガ級ミサイル補給艦を確認するのはかなり珍しいケースで、2018年11月以来とみられます。
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇は、旧ソ連時代から運用されており、小型の船体に艦対艦ミサイルを装備しているのが特徴です。満載排水量は500トン弱と小型ながら搭載するガスタービンエンジンによって最大41ノット(約76km/h)の快速性を誇ります。
また98隻もの大量建造が行われたため諸外国にも売却されており、2024年2月には黒海艦艇に所属する同型艦の「イワノヴェツ」がウクライナ軍の無人水上ドローンによる攻撃を受けて戦没しています。