伊豆半島特産のキンメダイを観光誘客の起爆剤にしようと、静岡県伊東市は地元料理店などに呼び掛けて開発してもらった多彩な料理を「キンメの極(きわみ)」と称して販売促進している。このほど開いたお披露目会では7事業者11品目を紹介。杉本憲也市長は「キンメダイは伸びしろがある。伊東と言えばキンメと言われるように盛り上げていきたい」とアピールした。
伊豆半島では温泉に加え海鮮グルメが人気だが、観光客からは「どこに行っても似たようなメニュー」との感想も聞かれる。市は煮付け料理で知られるキンメに着目。より幅広い人々に味わってもらおうと、昨年から旅行雑誌と連携して新料理開発を呼び掛けた。キンメに加え伊東特産の「ぐり茶」、ニューサマーオレンジ、ワサビを食材に取り入れることを条件とした。
お披露目会では、キンメをひつまぶし風に味わうものや、ぐり茶を活用した土鍋ご飯などを展示。和風カルパッチョやすしパフェ、キンメの開きを載せた焼きそばといったユニークな料理も並んだ。開発したお店や旅館で味わうことができる。市は今後も協力店を広げ、地域ブランドとして定着させたい考えだ。【もぎたて便】
〔写真説明〕「キンメの極」料理をアピールする杉本憲也市長=16日、静岡県伊東市