「列車の代わりに乗れて、しかも延伸するバス」今年も運行 赤字ローカル線の切り札 途中駅は“ほぼ通過”へ

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赤字ローカル線を補完する「増便バス」が今年度も運行されます。

南小谷の「分断」を解消するバス

 大糸線活性化協議会とJR西日本は2026年7月17日、「JR大糸線増便バス」を今年度も運行すると発表しました。

 このバスは、深刻な赤字線区となっているJR西日本管内の大糸線(糸魚川-南小谷)の利用促進策として、列車の代わりにJRのきっぷや定期券で利用可能なバスで本数を増発するために2024年から運行しています。JR東日本との境界となっている南小谷駅(長野県小谷村)を越えて、世界的なリゾート地となっている長野県白馬村と北陸新幹線(糸魚川駅)の直通をも果たすという利便性向上の取り組みです。

 今年度の運行区間は糸魚川~白馬で、1日3往復(計6本)が運行されます。ただし停車駅はさらに限定され、白馬八方バスターミナルに停車する一方、本来9駅ある糸魚川~南小谷間では途中、根知と北小谷(駅からやや離れた道の駅小谷)のみの停車となります。

 運行期間は2026年8月、10月、12月から2027年3月までの計183日間です。9月と11月は運行されません。協議会などは、8月以降に大糸線と増便バスで乗降者数調査や利用者へのアンケートを実施するとしています。

 なお、列車は糸魚川~南小谷間を1時間前後(各駅停車)で結びますが、バスは同区間を56分、糸魚川~白馬間は1時間25分で結びます。なお、公表された時刻表は8月・10月用で、冬季はさらに変更になる場合があるとしています。