「夢のような1年を過ごした」ラージョの“代償”!? ククレジャ退団のチェルシーら複数クラブから両SBを狙われる

所得「1億円の壁」問題とは?

 ラージョ・バジェカーノは、左サイドバック(SB)ペップ・チャバリアと右SBアンドレイ・ラティウを同時に失う可能性があるようだ。29日付けで、スペイン紙『マルカ』が報じている。

「夢のような1年を過ごした中堅クラブによく起きることだが、主力選手を失う可能性が大幅に高まっている」と指摘するのは、スペイン紙『マルカ』だ。2025-26シーズンのラージョ・バジェカーノは、今夏からビジャレアルを率いるイニゴ・ペレス監督の下で、ヨーロッパカンファレンスリーグ準優勝という快進撃を見せた。とくに、バルセロナやレアル・マドリードさえも苦しめるサイド攻撃が、欧州の舞台でも通用することを示したのだ。しかしその“代償”として、両SBに対しては複数クラブが関心を寄せているという。マドリードの下町クラブにとって、禍福相倚の夏が始まる。

 同紙によると、シャビ・アロンソ新監督のチェルシーがチャバリアの獲得を、ナポリとレヴァークーゼンがラティウの獲得を検討しているとのこと。両者はともに昨年、好条件の内容で2030年夏まで契約を延長したものの、イニゴ・ペレス監督が退任したこともあって、残留は「不透明さを増している」という見方を示した。

 とりわけ、レアル・マドリードへと完全移籍したマルク・ククレジャの後釜を探しているチェルシーは、チャバリア獲得の実現性を確認するため、すでにラージョ・バジェカーノと接触したという。そして、この28歳の左SBに対して提示された他クラブからのオファーも、認識していることを併せて伝えている。

 ベニャト・サン・ホセ新監督の下で新たな章を始めるラージョ・バジェカーノ。しかしその前に、「夢のような1年」の原動力となったチャバリアとラティウとの別れが訪れるかもしれない。