2013年、「餃子の王将」を展開する王将フードサービス社長だった大東隆行さん=当時(72)=を射殺したとして、殺人などの罪に問われた特定危険指定暴力団工藤会系組幹部、田中幸雄被告(59)の第11回公判が29日、京都地裁(西川篤志裁判長)であった。検察側は被告に無期懲役を求刑した。無罪主張の弁護側最終弁論を経て結審する見通し。
30人以上が証言し、大半を検察側証人が占めたが、上場企業トップが狙われた事件の背景は明らかにならなかった。直接証拠がない中、現場付近で見つかったたばこの吸い殻など状況証拠から被告が実行役だと疑いなく言えるかが争点。判決は10月16日に言い渡される。