北欧屈指の機甲部隊 主力戦車110両をドイツが導入中の最新型と同等に改造! 対ドローン性能も向上?

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KNDSは、2026年6月22日、近代化改修を施したスウェーデン向けレオパルト2主力戦車「Stridsvagn 123A(ストリッツヴァグン123A:Strv.123A)」の第1号車を引き渡したと発表しました。

新型レオパルト2と同等の性能を確保へ

 クラウス=マッファイ・ヴェクマンとネクスター・システムズが統合して誕生したヨーロッパの防衛企業KNDSは、2026年6月22日、近代化改修を施したスウェーデン向けレオパルト2主力戦車「Stridsvagn 123A(ストリッツヴァグン123A:Strv.123A)」の第1号車を引き渡したと発表しました。

 スウェーデン陸軍は、同国向けにカスタマイズされたレオパルト2A5相当の主力戦車Strv.122を110両保有しています。今回の「REMO(Renovation Modernization:改修・近代化)」と名付けられたプログラムでは、保有するすべてのStrv.122を改修し、ドイツ連邦軍への納入も始まっている最新型「レオパルト2A8」と同等の性能水準へ引き上げることを目指しています。

 そのため、Strv.123Aには戦闘能力の向上、防護性能の強化、デジタル化の推進に加え、兵站(ロジスティクス)支援パッケージの導入が盛り込まれています。

 具体的には、主砲を新型のラインメタル製120mm滑腔砲L55A1へ換装することで、射程と火力を向上させています。ほかにも、ミサイルやロケット弾、ドローンなどをレーダーで探知し、迎撃弾を発射して撃破するアクティブ防護システム(APS)も標準装備されほか、内部システムなどの細かい改良も行われます。

 改修を終えた車両は順次スウェーデン陸軍へ引き渡される予定で、プログラムは2030年に完了する見込みです。

 また、これとは別にスウェーデンはKNDSと44両の新造レオパルト2A8戦車の調達契約も締結しています。これらの新造車両は「Stridsvagn 123B(Strv.123B)」と呼ばれる予定で、ウクライナへ供与したStrv.122の10両を補充する分となります。