韓国代表のホン・ミョンボ監督が、FIFAワールドカップ2026の南アフリカ代表戦を振り返った。
24日、FIFAワールドカップ2026のグループA最終節が行われ、韓国は南アフリカと対戦した。グループ2位で最終戦に臨んだ韓国。南アフリカはグループ最下位であり、勝ち上がりには勝利が必須な状況だった。
試合はなかなかゴールが生まれない展開となったが、63分に南アフリカがテボホ・モコエナのゴールで先制。韓国は敗れれば敗退の可能性もあった中で、最後までゴールを奪えずに1ー0で敗戦。チェコ代表がメキシコ代表に敗れたために救われる形となったが、3位で他グループの結果を待つこととなった。
グループステージ突破に近づいていたところから一転、敗退の可能性も浮上してしまった韓国。試合後の記者会見では、「試合前に集団食中毒にもかかったのか?」と問われたホン・ミョンボ監督は「試合内容は良くなかったのは確かだが、我々のチームにそうした問題は全くなかった。理由をそんなことに転嫁したくはない。3試合の中で最も悪い試合をしたことは事実だ」と、試合内容が悪かったことを認め、不可抗力的な問題は存在しないとした。
チェコがメキシコに勝利していれば、4位で敗退の可能性もあった韓国。試合内容が悪かった理由を問われると、「我々は結果を元に話をする。準備する過程において、どれだけ上手くピッチで体現できるかということを考えて準備する。もし結果をあらかじめ知っているのであれば、その通りにやるだろうが、そんなことは不可能だ」とコメント。「このように結果が出れば、様々な理由を挙げることもできるが、このような大きな舞台において、結果は全て監督の責任だと思う。結果的には全て私が判断して決めたものであり、私の判断と決定が間違っていたので、悪い結果が出た。それ以上でも、それ以下でもない」と、詳細は語らず、自身の責任問題だと強調した。
この試合ではエースのソン・フンミンがベンチスタートに。その意図については「ソン・フンミンは、相手に体力がある前半よりも、前半の45分を終えて少しスペースが生まれたタイミングで投入する方が良いと判断した」とコメント。ただ、その作戦はハマらずにノーゴールに終わることに。「当然、準備はしていたが、我々が準備していたものに比べて、中央でのミスがあった。そのせいで、自信を失う姿が見られた」と、メンタリティの問題も生まれていたとした。
まさかの敗戦で、批判的な声も国内では上がっている。ホン・ミョンボ監督は「結果論にはなるが、我々はこの試合をどう終わらせるべきかは分かっていた。ただ、前回のメキシコ戦も同様だが、もう少しサイドを使ったプレーに重きを置いていれば、相手の最も脅威であるカウンターアタックなどをもっと制御できたはずだ。そうした部分が良くなかったと考えている」と語り、チームとしての戦い方に問題があったとした。
韓国代表は2大会連続でグループステージ敗退を経験した中、前回大会は3大会ぶりにベスト16に進出していた。3位の中での上位8カ国はラウンド32に進むことになるが、韓国は突破できるのか注目だ。
【動画】突破近づいた韓国が急転、敗退の危機に…