FIFAワールドカップ2026・グループB第3節が現地時間24日に行われ、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表とカタール代表が対戦した。
2014年のブラジル大会以来、3大会ぶりのFIFAワールドカップ出場を果たしたボスニア・ヘルツェゴビナ代表は今大会、12日の第1節で共催国のカナダ代表と1-1で引き分けたものの、18日の第2節ではスイス代表に1-4と完敗を喫した。
対して、開催国だった前回大会が初のFIFAワールドカップ出場だったカタール代表は今大会、初めてアジア予選を勝ち抜き、FIFAワールドカップ出場権を手にした。13日に行われた初陣のスイス代表戦を1-1のドローで終え、同国史上初の勝ち点を手にしたが、18日の第2節ではカナダ代表に0-6と大敗している。
決勝トーナメント行きの切符を勝ち取るために、是が非でも勝ち点「3」が欲しい状況でキックオフを迎えた最終節で、先手を取ったのはボスニア・ヘルツェゴビナ代表だった。29分、ペナルティエリア手前左寄りの位置でイヴァン・バシッチからのパスを受けたケリム・アライベゴヴィッチが、横へのドリブルから右足一閃。強烈なミドルシュートを突き刺し、18歳のゴールでボスニア・ヘルツェゴビナ代表が先手を取った。
勢いに乗るボスニア・ヘルツェゴビナ代表は続く34分、左サイドを駆け上がったセアド・コラシナツがアライベゴヴィッチからのスルーパスを呼び込み、クロスボールを送ると、ファーサイドで待っていたエディン・ジェコが右足で折り返す。このプレーがオウンゴールを誘発し、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表がリードを広げた。
だが、カタール代表も42分、右サイド深い位置を取ったペドロ・ミゲルがグラウンダーのボールを折り返すと、ファーサイドのエドミウソン・ジュニオールが折り返し、最後はハサン・アル・ハイドゥースが押し込む。1点を返して前半を終えたが、後半に入っても同点弾を挙げられないまま、時計の針が進む。
このような状況で迎えた80分、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表がカタール代表にトドメを刺す。バシッチの放ったミドルシュートを機にボックス内で混戦が生まれると、怒涛の連続シュートの末、最後はエルミン・マフミッチが押し込む。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表が再びリードを2点に広げた。
試合はこのままタイムアップ。この結果、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表がFIFAワールドカップ2026での初勝利を手にし、勝ち点を「4」に伸ばした。他会場ではカナダ代表がスイス代表に1-2で敗れ、勝ち点で並んだものの、当該チーム間の対戦成績は引き分け、そして得失点差でカナダ代表を上回れず、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表は3位に。今大会は、全12グループの3位チームのうち、上位8チームが決勝トーナメントに進めるため、他グループの結果を待つこととなった。一方で、敗れたカタール代表は、2大会連続グループステージ敗退が決まっている。
【スコア】
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表 3-1 カタール代表
【得点者】
1-0 29分 ケリム・アライベゴヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ代表)
2-0 34分 スルタン・アル・ブレーキ(OG/ボスニア・ヘルツェゴビナ代表)
2-1 42分 ハサン・アル・ハイドゥース(カタール代表)
3-1 80分 エルミン・マフミッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ代表)
【ゴール動画】ボスニア・ヘルツェゴビナが、厚みのある攻撃で3ゴール