「トランプをして…」と冗談も口にしたフランス代表指揮官、まさかの2時間中断に「これが最後になって欲しい」

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 フランス代表のディディエ・デシャン監督が、雷雨による2時間の中断について言及した。フランスメディア『レキップ』が伝えた。

 22日、FIFAワールドカップ2026のグループI・第2節でフランス代表はイラク代表と対戦した。初戦でセネガル代表相手に勝利を収めたフランスは、この試合でもエースが躍動。FWキリアン・エンバペの2ゴールなどで3ー0と勝利し、グループステージ突破を決めた。

 ラウンド32では日本代表とも対戦する可能性があるフランス。順調な結果を残した一方で、イラク戦では前代未聞の事態に巻き込まれることに。前半途中から激しい雷雨に見舞われると、ハーフタイムで試合が中断。フィラデルフィア地域での落雷の影響もあり、およそ2時間の中断を余儀なくされた。

 順調に勝ち点3を積み上げたフランスだったが、試合後にデシャン監督が2時間の中断について問われ「トランプをして遊んでいたよ…というのは冗談だ。ただ待っていた。というのも、目処が立っては、何度も延期されたからだ」と、冗談も交えながら待つしかなかったと言及。イラク代表のグラハム・アーノルド監督とも話したことを明かし、選手たちのケアを重視したとした。

「同僚でもあるグラハム(・アーノルド)とも話しをしたが、最も重要だったのは選手たちがケガのリスクを負わないように、(再開前に)20分間のウォーミングアップの時間をしっかりと確保することだった。あれだけの豪雨だったから、ピッチの水を少し排水する必要もあっただろう」

 安全面の問題もあり、致し方ない部分もあるが、2時間はさすがに待った経験がないはず。試合の終了がずれ込むことで、この先の戦いにも影響は少なからず出るだろう。デシャン監督は、「このような経験は私にとっても初めてのことで、これが最後になって欲しいと思う」と、こりごりであるとし「試合の始まりから終わりまでが本当に長く感じられた。ましてや、我々は4日後には次の試合を控えているんだ。だが、最も重要なことは、勝ち点6を獲得し、次のステージ進出を決めるという仕事をきっちりやり遂げたことだ」と、結果を残せたことが救いだとした。

 一方で、イラつきや怒りは全くないとコメント。「イライラはしていない。我々は落ち着いていたし、選手たちと冗談を言い合ったりもしていた。これは安全面の問題であり、誰かを責めるようなことではない。リスクがある以上、我々は現地の規則に従うまでだ。そこは尊重している」と、しっかりと安全面が考慮された上でのプレー再開を尊重するとした。

 フランス代表は、グループ首位通過をかけて第3戦で同じく2連勝中のノルウェー代表と対戦。試合は日本時間27日(土)の4時にキックオフを迎える。

【動画】衝撃の豪雨…まさかの2時間中断