U-19日本代表は21日、アメリカ・ナッシュビルでトレーニングを実施した。チーム事情により神代慶人や新川志音ら複数の選手がすでに離脱しており、この日は19名が姿を見せた。ボール回しやハーフコートでの崩しなどに取り組み、汗を流した。
U-19日本代表はFIFAワールドカップ2026と同時期に北米遠征を実施。U-19メキシコ代表戦では3-1で勝利し、U-19アメリカ代表戦では2-5で敗れた。また並行して日本代表のトレーニングパートナーも務め、指定選手の練習参加やトレーニングマッチを行っている。
日本代表と同じくナッシュビルを拠点に活動を続けながら、グループステージ3試合を現地で観戦。山口智監督は「試合日は練習をやらないので、選手たちにも『その日は一人のサポーターとして応援して全力で楽しもう』と伝えています」と明かしており、選手たちは国の威信をかけた戦いを肌で感じている。姫野誠は「2試合とも試合展開は全然違いましたが、その中で日本の強さを存分に示していたと思うので、見習うところはあった」と話しており、世界最高峰の舞台で戦う日本代表から多くの刺激を受けているようだ。
2018年のロシア大会では、今大会の日本代表メンバーである大迫敬介、菅原由勢、伊藤洋輝、久保建英がトレーニングパートナーとして帯同。2022年のカタール大会でも松木玖生や佐野航大らが名を連ねていたが、新型コロナウイルスの影響で実現には至らなかった。日本サッカー協会(JFA)の副技術委員長で、今回の遠征で団長を務める小倉勉は「ワールドカップの時に帯同した選手の中からワールドカップメンバーが継続して出ること。SAMURAI BLUE(日本代表)に継続的に供給していくことは、JFAの考え方の一つとしてあります。残念ながらカタール大会はコロナでできなかったので、今回またこういう形で森保(一)監督を含めたチームジャパンでつながりを持つ一つの施策になっています」と説明した。
世界最高峰の舞台を間近で体感し、日本代表の活動を支える役割も担うU-19日本代表。小倉副技術委員長が「かけがえのない貴重な経験」と語るように、今回の北米遠征は選手たちにとって未来のSAMURAI BLUE入りにつながる大きな財産となりそうだ。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)
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