横浜F・マリノスは17日、鹿島アントラーズのMF知念慶が完全移籍で加入することを発表した。
知念は沖縄県出身の31歳。愛知学院大学から川崎フロンターレに加入。大分トリニータへの期限付き移籍を経て復帰すると、2023年に鹿島へと完全移籍を果たした。ストライカーとしてプレーしてきた知念だが、2024年にはボランチへとコンバート。フィジカルの強さを活かしたディエルで躍動すると、Jリーグベストイレブンに選出。2025年シーズンにはリーグ優勝にも貢献していた。
横浜FMへの加入が決定した知念は横浜FMの公式サイトを通じ、「はじめまして。鹿島アントラーズから移籍してきました知念慶です。伝統のあるクラブでプレーする責任をしっかりと背負いながら、自分の特徴でもある戦うところを前面に出して、チームの勝利に貢献できるようベストを尽くします。よろしくお願いします」とコメントしている。
また、3シーズン半を過ごした鹿島を通じてコメント。クラブをはじめ、ファン・サポーターへの感謝の気持ちを残している。
「横浜F・マリノスに移籍することになりました。3年半という時間を、この鹿島アントラーズという日本一のクラブで過ごし、プレーできたことを本当に感謝しています。自分の力不足を感じることも多くありましたが、それでもサポートしてくれた多くの方々に、この場を借りて感謝の思いを伝えさせていただきます」
「まず、自分のような何の実績もなく未熟な選手にアントラーズという伝統ある日本一のチームでプレーする機会を与えてくれた強化の方々。最初は外国に来たかのような衝撃があったけど、本当に個性的で、一人ひとりがプロフェッショナルで、日々たくさんの刺激をくれたチームメート。いいときも悪いときも気にかけて声をかけてくれる鬼木さんをはじめとした監督、コーチ、チームスタッフの方々。チームを陰で支えてくれるメディカルやクラブハウスのスタッフの方々。いつも熱い声援をくれて、最高の雰囲気を作ってくれるサポーター。本当に多くの方々にお世話になりました。心の底から感謝しています。ありがとうございました」
「加入前は少し怖いイメージだったサポーターの皆さんは、今は本当に温かくて、チームのことを心の底から愛していて、熱いサポーターだという印象に変わりました。そのサポーターの作り出すメルカリスタジアムは、他のチームでは作り出せないような圧倒的な雰囲気で、負ける気がしませんでしたし、何よりプレーオフ第2戦のスタジアムの雰囲気は、本当に逆転できるのではないかと思わせてくれる素晴らしい応援で鳥肌が立ちました。そのスタジアムでプレーできたこと、あのゴール裏を味方にしてプレーできたことは本当に幸せな時間でした。そして、3年半鹿嶋に住んで、町も本当に好きになりました。町全体がアントラーズを応援してくれていて、近所の方やコンビニの店員さんまで、至るところで声をかけていただき、温かく応援していただきました。アントラーズ一色の町でたくさんの方と交流して、応援していただけたこともうれしかったです。プライベートでは鹿嶋に来て家族が2人も増えました。家族にとっても、鹿嶋は忘れられない特別な土地になりました」
「自分は次のステップに進み、新たなチャレンジをすることを決断しましたが、これからもアントラーズの幸せと発展を心から願っています。最後になりますが、スタジアムでは13番のユニフォームやタオルなど、多くの方が自分の番号やゲーフラを掲げてくれました。勝ったあとも負けたあとも変わらず自分をあと押ししてくれた方々に、この場を借りてありがとうと伝えさせてください。また会えるのを楽しみにしています。3年半、ありがとうございました」