中部縦貫道の「大野油坂道路」で最後となるトンネルが貫通しました。
中部縦貫道「福井-岐阜」の最終区間で進展
国土交通省 福井河川国道事務所がこのほど、建設中の中部縦貫道「大野油坂道路」区間において、「新下半原トンネル」が2026年6月11日に貫通したと発表しました。これで同区間に設けられる6本のトンネルは全て貫通しました。
中部縦貫道で福井県と岐阜県にまたがる北陸道~東海北陸道間約73kmのうち、大野油坂道路の九頭竜IC~油坂間15.5kmが建設中です。
この区間が開通すれば、両高速道路が結ばれて北陸・中京圏と直結になるだけでなく、山地をもう一つ隔てた岐阜県高山から福井への広域な東西移動も格段に容易になります。
新下半原トンネルは約230m。工事進捗を話し合う監理会議で「事前の追加ボーリングで蛇紋岩の層を確認」「全線低土被り施工であるため地表面の陥没や抜け落ちに留意が必要」といった課題が挙げられていましたが、無事に貫通を迎えました。引き続き覆工コンクリートなどのトンネル内工事を進めるということです。
この区間は当初「2026年春」に開通する予定でしたが、新下半原トンネルの他にも工事の難航により「2029年春」に延期されていました。この開通予定も「大規模構造物が順調に進捗した場合」の条件付きではあるものの、「半年程度の前倒しを目指す」ともされています。