埼玉県が東松山市で整備を進めてきた関越道「東松山IC」付近の改良工事が完了。これによりIC付近の一般道にある「不思議な一方通行」が解消されます。
1970年代以来の「謎構造」が解消へ!?
埼玉県が東松山市で整備を進めてきた関越道「東松山IC」付近の改良工事が完了し、2026年6月27日に開通します。これによりIC付近の一般道にある「不思議な一方通行」が解消されます。
東松山IC付近では、国道254号バイパスと県道深谷東松山線がインターチェンジ構造で立体交差を構成しており、そのどちらからもスムーズに高速道路へアクセスできるほか、国道と県道も立体的に行き来ができます。しかし、その中で「行けない方向」があります。
それが「国道254号東行き(小川町方面)→県道北行き(熊谷方面)」です。この方向だけランプがありませんでした。
「県道南行き→国道254号」方向は一方通行のランプがあるのですが、国道254号から県道の熊谷方面へ向かおうとすると、一方通行ランプの出口が交わる場所で巨大な進入禁止の標識に出くわし、そのまま市道を大きく迂回して深谷東松山線に取りつくしかありませんでした。県東松山県土整備事務所によると、ここで一方通行のランプを逆走するケースも多かったといいます。
そこで、一方通行ランプに沿って反対方向のランプを新設。丘の上を通る深谷東松山線との交点は、中央分離帯をくり抜いて平面交差で北行き車線に取りつくため、交差点が新設されるということです。関越道をはじめ、この付近の国道254号、県道深谷東松山線ができた1970年代以来の構造が解消されます。
ちなみに、県道深谷東松山線の一部はもともと、熊谷方面から東松山ICへのアクセスを担うべく建設された「熊谷東松山有料道路」でした。このため全線にわたり4車線で線形が比較的よく、関越道渋滞時の迂回路として使う人も少なくありません。