国際サッカー連盟(FIFA)は現地時間5日、FIFAワールドカップ2026における試合前セレモニーの新構想を公式サイト上で発表した。
インファンティーノ会長によると、北中米W杯で大きく変更となるのは国歌斉唱。これまでは両チームの先発選手がピッチサイドに並んで国歌を歌い、控え選手はベンチで起立した状態だった。だが、新構想では先発選手と控え選手は選手紹介の際にともにセンターサークルへと並び、国歌斉唱も一緒にセンターサークルで行う模様。付近には国旗バナーが表現され、観客がスタジアムのどこにいても視覚的に楽しめる360度没入型のコンセプトを採用するという。FIFAは「選手全員がスポットライトを浴び、国歌斉唱のためにセンターサークルのバナーの周りに集まります。これにより、先発選手だけでなく、すべての選手がサッカー界最高峰の舞台で自国を代表するという象徴的な誇りと感動の瞬間を体験することができます」と説明している。
ジャンニ・インファンティーノ会長も同日中に公式インスタグラムを更新。試合前セレモニーのイメージCGを掲載しつつ「FIFAワールドカップが成長するにつれて、私たちは試合の観戦方法をも革新し続けていきます」「国歌斉唱の際に、選手と審判全員がセンターサークルで向かい合うことで、チームとスタジアムにいるすべての人にとって真に一体感、誇り、そして感動的な瞬間が生まれるでしょう。FIFAワールドカップはすべての選手とすべてのファンのためのものであり、この新しい試合前セレモニーはそれを反映しています」とアピールした。
なお、国歌斉唱の後に行われる選手同士の握手やスターティングメンバーの集合写真など、試合前の通例儀式はこれまで通り行われる。両チームのキャプテンがコイントスを行うことにも変わりはない。一方、大会が進むにつれて試合前セレモニーにはカラースモークや花火などの演出が加わる予定。さらに、選手が入場するトンネルなどではアディダス、コカ・コーラをはじめとするFIFA商業パートナー各社の協力により、従来からの取り組みに加えて新たな取り組みも展開されるという。
【画像】アメリカらしいショーアップ!? 北中米W杯における試合前セレモニーのイメージ