韓国の防衛装備調達庁(DAPA)は2026年5月26日、韓国航空宇宙産業(KAI)が開発中の海兵隊攻撃ヘリコプター(MAH)が全ての武装試験に合格し、開発の最終段階に入ったと発表しました。
空対空での戦闘も想定した武装?
韓国の防衛装備調達庁(DAPA)は2026年5月26日、韓国航空宇宙産業(KAI)が開発中の海兵隊攻撃ヘリコプター(MAH)がすべての武装試験に合格し、開発の最終段階に入ったと発表しました。
この機体は韓国で開発されている攻撃ヘリコプターであり、海兵隊攻撃ヘリコプター(MAH)の名の通り、水陸両用作戦や上陸作戦において、地上部隊への近接航空支援や強襲の掩護を担う機体となっています。
すでに、現代戦に必要とされる主要兵器システムについて実弾射撃試験を実施済みであり、搭載機関砲、誘導・非誘導ロケット、空対地ミサイルのほか、空対空ミサイルの検証も行われたとのことです。
MAHの試験内容に空対空ミサイルが盛り込まれた背景としては、海兵隊の作戦能力を地上や海上のみならず、空中にまで拡張したいという狙いがあるようです。実際、イギリス海軍でもドローンなどの空中脅威への対応のため、ワイルドキャットヘリコプターにマートレット軽量多用途ミサイルを搭載し、発射実験が行われており、韓国のMAHでも同様の能力検証が行われたものと考えられます。
同機には韓国海兵隊が運用するMUH-1「マリオン」およびKUH-1「スリオン」ヘリコプターの護衛のほか、地上部隊への火力支援などが期待されています。なお、DAPAはMAHの開発を2026年8月までに完了し、2027年に量産段階へ移行する計画のようです。