日本代表は31日、キリンチャレンジカップ2026でアイスランド代表と対戦した。FIFAワールドカップ2026に向けて“壮行試合”とも位置づけられる一戦は、試合終盤に小川航基がヘディングシュート決め切り、1-0で勝利を収めた。
試合後、日本サッカー協会の宮本恒靖会長がDF吉田麻也について言及。吉田は、FIFAワールドカップ2026の日本代表メンバーに選出されていないものの、鎌田大地がUEFAカンファレンスリーグ決勝出場の影響で、アイスランド戦の合流が不可となり、日本での活動限定で日本代表に追加招集となった。
森保一監督も前日会見で、吉田の先発出場と、約10分間でのプレータイムで交代とし、これまでの吉田の日本代表への貢献を称えることを明かしていた。実際、この試合で吉田は14分に交代。日本代表の選手だけではなく、アイルランド代表の選手もピッチで花道を作り、吉田を送り出した。
宮本会長は、吉田への花道について「彼自身が長く代表チームでしっかりとキャリアを貢献してくれたというところが大きかったと思う」と、これまでキャリアに称賛を送りつつ、「ヨーロッパでは見かけることなので、日本にもそういう文化が今後定着していく一つのきっかけになればと思っている」とコメントを残した。
また、限られた出場時間だったものの、吉田のプレーについては「跳ね返すところや、しっかり作るところは、存分に見せてくれたと思います」と評価。「今大会の準備のところで彼がいてくれるというのは日本のサッカーにとって大きいと思います」と続け、国内事前キャンプでの吉田の存在感を称賛しつつ、「彼が示したもの、背中で見せたものは大きい」とし、次世代のリーダーへの継承になったとの見解を示している。
最後に対戦相手のアイスランド代表に関して、「我々のチーム、選手に対してリスペクトを示してくれたことに対しては感謝しかない」と、ともに花道を作ってくれたことに感謝を示した。さらに、「タフに戦ってくれたところ。特にフィジカルのコンタクトのところは良い相手だったと思います」と本大会に向けて良い調整になった手応えを口にした。