国防相「ウクライナを全面的に支援する」オランダがトヨタ「ハイラックス」60台以上を供与 その“異色の任務”とは

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オランダ国防省が、60両以上のトヨタ「ハイラックス」をウクライナへ供与したと発表しました。ウクライナ軍のドローン部隊が運用するとのことで、現代戦の様相を色濃く反映した支援となりそうです。

「ドローン部隊」の“万能な足”に

 オランダ国防省は2026年5月26日、60台以上のトヨタ・ハイラックスをウクライナへ供与したと発表しました。これらの車両は、ウクライナ軍の「無人システム部隊司令部」によって運用される予定です。

 今回供与されたトヨタ・ハイラックスは、オランダから鉄道輸送でウクライナへ送られました。現地に到着した後、各種任務に応じたシステムが搭載される見込みです。想定される用途は多岐にわたります。装備品や人員の輸送のほか、レーダーによる敵ドローンの探知、ドローンの無力化任務なども含まれる見通しです。

 今回の供与に際し、ディラン・イェシルギョズ=ゼゲリウス国防相は次のようにコメントしました。

「ドローン部隊は、ウクライナ軍が前線におけるロシア軍の攻勢を阻止できている重要な要因のひとつです。そのため、我々はこれらの部隊を全面的に支援するとともに、そこから多くを学んでいます」

 ウクライナ戦争では、ドローンが現代戦において決定的な役割を果たすことがしめされており、偵察、目標捕捉、兵站支援、攻撃任務など幅広い場面で活用されています。一方で、敵のドローンは戦場の兵士にとって直接的な脅威でもあります。

 そのため、兵士たちには「ドローンを用いた戦闘」と「ドローンへの対処」の双方を遂行する能力が求められています。今回供与されたトヨタ・ハイラックスは、その能力向上を支援するものとして位置づけられています。