人口約90万人の大都市で「駅が廃止」に 約5年間の休止状態から復活ならず 隣駅までわずか200m

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福岡県の筑豊電気鉄道は、休止中の西黒崎駅を2026年7月末をもって廃止します。

2019年度の1日平均乗降客数は151人

 福岡県の筑豊電気鉄道は2026年5月28日、休止中の西黒崎駅を今年7月末をもって廃止すると発表しました。

 西黒崎駅は、起点である黒崎駅前駅の隣駅で、北九州市八幡西区に位置しています。2021年10月から国道3号黒崎バイパス建設工事に伴い、約5年間休止状態が続いています。

 黒崎駅前~西黒崎間の距離は約200mほどしかなく、路面電車を除く鉄道では「日本一短い駅間」となっていました。また、もう一つの隣駅である熊西駅との間隔も約500mとなっており、徒歩圏内に位置しています。

 筑豊電気鉄道は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、コロナ禍前の2019年度と比べて利用人員が約86%減少するなど、鉄道事業全体の収支状況が厳しさを増しています。

 バイパスが整備された後、西黒崎駅を再開する場合、駅施設の復旧工事などに多大な費用を要するほか、現行ダイヤの維持が困難となり、更なる収支悪化を招く可能性があるため、駅を廃止するとしています。

 なお、西黒崎駅の2019年度の1日平均乗降客数は151人。駅を休止せず営業を継続していた場合の推定利用者数は、約129人(2025年度実績を基に換算)となり、利用者数は更に減少していたとしています。