アーセナルを強くしたのは“コロナ禍”? 共同会長「無観客でミケルへのファンからの圧が少なくなった」

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 2025-26シーズンにプレミアリーグを制覇したアーセナル。22年ぶりのリーグ優勝を成し遂げたことでミケル・アルテタ監督に対する称賛が相次ぐなか、アーセナルの共同会長であるジョシュ・クロエンケ氏はコロナ禍が指揮官にチームを立て直す機会を与えたとの見方を示した。現地時間28日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 現役時代にアーセナルでプレーしたアルテタ監督は、2019年12月に監督として古巣に戻ってきた。しかし、直後に世界中を新型コロナウイルスの恐怖が襲い、サッカー界は試合の中止や無観客試合といった対応を余儀なくされた。

 だが、クロエンケ氏はこのコロナ禍こそがアルテタ監督によるチーム改革を促進させる要素の一つとなったと見ている模様だ。同氏は「ミケルや他の誰かがそれを認めるかどうかは分からないが」と前置きしつつ、次のように語った。

「コロナ禍でスタジアムにファンがいない時期、ミケルには私が言うところの『スペース』が少し生まれたように思うんだ」

「試合中や様々な局面で成長痛のような出来事もあった。FAカップ優勝という成果もあった(アーセナルは2020年8月にFAカップで優勝し、アルテタ監督は主将〔現役〕と指揮官の両方でFA杯優勝を果たした最初の人物となった)。ただ、無観客試合によってミケルに対するファンからの過度なプレッシャーが少なくなったというのは、おそらく当時誰も認めようとしなかった事実だ。今振り返ってみると『あれは多少なりともプラスになったのかもしれない』と言えるだろう」

 なかなかプレミアリーグのタイトルを獲得できないことで、アルテタ監督に対する周囲からの風当たりが強くなった時期もあった。だが、クロエンケ氏の説によれば、サッカー界が歴史上稀に見る困難な経験をしたコロナ禍は、数年の時を経てアーセナルの進化に一役買ったのかもしれない。