アーセナルは18日、プレミアリーグ第37節でバーンリーをホームに迎え、1-0で勝利した。試合後、アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督がイギリスメディア『スカイスポーツ』を通して、優勝争いの“ライバル”と相まみえるボーンマスについて語った。
前節終了時点で24勝7分5敗を記録し、勝ち点「79」を積み上げて首位に立っていたアーセナルは今節、既に降格が決まったバーンリーを本拠地『エミレーツ・スタジアム』に迎えた。試合は37分、イングランド代表MFブカヨ・サカの蹴った右コーナーキックから、ドイツ代表MFカイ・ハヴァーツがヘディングシュートを沈めると、この1点が勝敗を分け、アーセナルが1-0で勝利。今季のホーム最終戦を白星で飾った。
1-0での勝利は公式戦3試合連続、かつ今季のプレミアリーグで8度目となったが、アルテタ監督は1点リードの緊張感をどう乗り越えているのかを問われると、「正直、分からないね」と素直に返答。続けて、「自分の髪の毛の毛量を考えると、(髪は)一生なくならないと思っていた。でも、この仕事を続けていると、限界まで髪の毛の量と戦わなければならいかもしれないね」と冗談を発し、プレッシャーは並大抵ではないことを告白している。
この勝利により、アーセナルは勝ち点を「82」に伸ばした。2位につけるマンチェスター・シティは現時点で勝ち点「77」を獲得しているが、この週末はFAカップ決勝を戦っていた関係もあって、今節のボーンマス戦は現地時間で19日に開催される。この試合でマンチェスター・シティが勝利を逃すと、アーセナルは、無敗優勝を成し遂げた2003-04シーズン以来の優勝が決定。マンチェスター・シティが勝利した場合も、24日敵地で控えたプレミアリーグ最終節のクリスタル・パレス戦を勝利で飾れば、22年ぶりの戴冠を決めることができる。
このような状況の中、アルテタ監督は今節、マンチェスター・シティをホームで迎え撃つボーンマスを応援すると宣言。「史上最大のファンになるよ」と発している。
アルテタ監督と、ボーンマスを率いるアンドニ・イラオラ監督は同じ1982年生まれ。現役時代は、共にスペイン・バスク州のサン・セバスティアンに本拠を置くクラブのアンティグオコのカンテラ(育成組織)でプレーしており、旧知の中と言える。
そんなイラオラ監督へのメッセージを問われたアルテタ監督は、「何も必要ないね」と断言。“盟友”が作り上げたチームを高く評価しているからこそ、次のように語っている。
「彼がボーンマスで成し遂げたこと、チームの変貌ぶり、そして彼らが何のために戦っているかを見れば、他に何も必要ないはずだ」
「アンドニのためにも、そしてボーンマスの全選手やサポーターのためにも、もし彼らが(マンチェスター・シティを相手に)結果を出せれば、それがどれほど大きな意味を持つだろうか…。我々はその意味を知っているからこそ、(ボーンマスのファンとして)応援するのだと思う」
なお、アルテタ監督はボーンマスとマンチェスター・シティの一戦について、テレビの前で見ることは認めつつも、「どれくらい観戦できるかは分からない」と話している。チャンピオンズリーグ(CL)決勝を控えていることもあり、多忙を極めるため、「テレビの前にはいるが、どれだけ観られるかは分からない。それが現実だ」と語った。
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