海自の救難飛行艇「US-2」が米軍揚陸艦の真横に降りた!“日米のタッグ”南シナ海で何があった?

成長局面を迎える日本の電子部品

US-2の航続力と海上離着水能力は、外洋を航行する艦艇からの傷病者後送に活用することができます。

外洋を航行する揚陸艦の間近に着水

 2026年4月から5月の期間、フィリピンにおいて日本やアメリカなどが参加する多国間共同訓練「バリカタン26」が実施されています。このなかで、海上自衛隊の救難飛行艇「US-2」が、アメリカ海軍のドック型揚陸艦「アシュランド」の真横に着水する場面が見られました。

 公開された動画や写真によれば、これは4月27日に南シナ海上で行われた傷病者後送訓練での一場面のようです。着水したUS-2には、「アシュランド」の医療スタッフと思われる隊員が乗り込み、機内の機能や設備について説明を受けました。

 揚陸艦は水陸両用作戦の母艦として、多くの上陸部隊を収容する能力がありますが、あわせて充実した医療設備を備え、救命拠点としての役割も担います。これにUS-2の類まれな離着水能力と傷病者輸送能力を組み合わせれば、洋上の艦艇から陸上の高度医療機関へ向けた、シームレスな救命体制を構築することが可能になります。

 日本が独自開発したUS-2の卓越した飛行性能と、アメリカ海軍艦の高度な医療能力の連携は、日米の強固なパートナーシップを象徴する一場面と言えるでしょう。