列車に「クマが衝突!」過去最多に 「運転再開に時間を要す」もっともな理由とは? JR北海道が深刻な状況を発表

成長局面を迎える日本の電子部品

JR北海道は、クマやシカによる列車運行への影響件数に関するデータを公表しました。

石勝線では14件発生

 JR北海道は2026年5月14日、クマやシカによる列車運行への影響件数に関するデータを公表しました。

 近年、線路付近にクマが出没し、列車の遅延や運休が発生するケースが増加しています。2025年度は、クマの発見・衝突件数が過去最多を記録しました。発生した76件のうち57件が衝突で、176件の輸送障害につながったといいます。

 2024年度はクマの発見・衝突件数ともに減少していましたが、2025年度は再び増加傾向となりました。直近でクマが出没した区間では、線路へ降りる際にハンターや専用機材の手配が必要となるため、運転再開までに時間を要するとしています。

 路線別では、クマの発見・衝突件数が最も多かったのは石勝線で14件発生。次いで石北線では9件発生しています。

 また、シカとの衝突件数も過去最多を更新し、2025年度は3478件発生。前年度から708件の増加となりました。

 こうした野生動物による列車運行への影響は、北海道内全体で増加しているとしています。