マンチェスター・シティに所属するガーナ代表FWアントワーヌ・セメニョが、チームをFAカップ優勝に導くゴールを記録した。
FAカップ決勝が16日に行われ、マンチェスター・シティはチェルシーと対戦。72分、セメニョが右からのクロスにフリックで合わせる技ありの先制ゴールを決めると、これが決勝点となり、マンチェスター・シティはカラバオ・カップに続く2冠目となった。
セメニョは今年1月に6500万ポンド(約137億円)の移籍金でボーンマスから加入して以降、マンチェスター・シティでの公式戦10得点目となった。同選手はボーンマスでもシーズン前半戦に公式戦10ゴールを挙げており、異なる2クラブでシーズン2桁ゴール、合わせて20得点に到達したことになる。
データサイト『Opta』によると、プレミアリーグの選手が異なる2クラブで1シーズンに10ゴールずつ以上記録したのは、1994-95シーズンにニューカッスルで15得点、マンチェスター・ユナイテッドで12得点を挙げた元イングランド代表FWアンドリュー・コール氏以来、31シーズンぶり2人目の快挙となる。
また、セメニョは、プレミアリーグのチームに所属するガーナ人選手の最多得点記録も更新。1995-96シーズンにリーズで公式戦19ゴールを挙げたトニー・イェボア氏の記録を30シーズンぶりに塗り替えた。
セメニョは試合後、イギリスメディア『BBC』に対して、「トレーニング中には何度か決めることができたけど、今日は完璧だったね。正直に言うと、全てが一瞬だった。まっすぐ僕のところにボールがやってきたから、できるだけ早く即興で合わせる必要があった」と得点シーンを振り返ってコメント。
続けて、「これまでのキャリアでは、このようなトロフィーを争ったことがなかった。すべてが僕にとって新鮮だ。(プレミアリーグも制して3冠という)仕事を終えられることを願っている。子供の頃、常にトップチームでプレーしたいと望んでいた。長い時間がかかったが、ここにいられることに感謝している」とタイトル獲得の喜びを示した。
【ハイライト動画】チェルシーvsマンチェスター・シティ