栃木県上三川町の住宅に男らが押し入り、住人の富山英子さん(69)が殺害された事件で、強盗殺人容疑で逮捕された高校生の少年(16)=相模原市=が「同学年の仲間に誘われた」と供述していることが15日、捜査関係者への取材で分かった。県警は匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)による犯行とみて捜査する。
捜査関係者によると、現場には少年を含む3人の男が侵入。少年は逃走用の車に乗り遅れた可能性があり、14日の事件後に現場周辺を歩いているところを確保された。県警は逃げた2人の行方を追っている。
また、富山さんの親族から4月20日に「家の近くでバイクに乗った怪しい人を見た」、同22日に「自宅付近を何度も往復する車がいる」と下野署に相談があったことも判明。同月上旬には富山さん宅に近い次男の住宅でも窃盗事件が発生しており、県警が警戒を強めていた。
今月6日には、親族からの情報を受けて住宅に駆け付けた捜査員が不審車両を発見。運転手は逃走したが、ナンバープレートが盗品だったため、同乗していた男(41)を盗品等保管の疑いで逮捕した。強盗殺人事件との関連も調べる。
〔写真説明〕栃木県警本部=宇都宮市