「夢が叶ってうれしい」大迫敬介が初のW杯日本代表メンバー入り! 広島からの選出は駒野友一、青山敏弘以来3人目

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 日本サッカー協会(JFA)は15日、6月に北中米で開幕するFIFAワールドカップ2026に臨む日本代表メンバー26名を発表し、サンフレッチェ広島からGK大迫敬介が初選出された。

 大迫は同日、クラブ本拠地のエディオンピースウイング広島で記者会見に出席し、夢だったW杯の舞台に向けて「小さい頃からテレビで見てきた世界なので、こうやってメンバーに入る夢が叶ってうれしいですし、世界の強豪国とできるのですごく楽しみです」と笑顔で語った。

 14時に始まったメンバー発表会見は、もともとチームの練習後に1人で見ようと思っていたという。だが、「選ばれる選ばれないにしても、夢が叶う瞬間を家族に立ちあってほしい」という思いから帰宅。「でも、家に早く帰ってもソワソワするだけだから、1人でご飯食べてちょっと時間を潰したりして、結局帰ったのは1時50分過ぎでした」と話した。

 実際にメンバー発表会見を見ていたときは、「GKは最初の方に呼ばれる順番だったので本当にドキドキしていました」と明かし、名前が呼ばれた瞬間は、「ホッとしました」と安堵。すぐに両親に電話し、「両親もすごく喜んでくれました。父は発表までの10分ぐらいの間にトイレに5回ぐらい行ったらしくて、僕より緊張していたみたいで、親が1番ホッとしていたみたいです」と笑みをこぼした。

 26歳の大迫は、当時19歳の2019年6月18日に行われたコパ・アメリカのチリ戦でA代表デビューを飾り、通算11試合に出場している。2018年にはU-19日本代表のロシア遠征メンバーに選ばれ、トレーニングパートナーとしてW杯に帯同。現地では試合も観戦し、スタンドで世界大会を体感していた。
 
「初めて生でワールドカップを見たのはロシア大会なので、当時の大会の盛り上がりはすごく印象に残っています。ワールドカップを肌で感じることができて、本気でそこを目指したいと思いましたし、練習も独特の緊張感があったので、そこがまた1つW杯を目指すきっかけになったなと思います」

 広島からのW杯メンバー入りは、2006年ドイツ大会の駒野友一氏(現・広島ジュニアコーチ)、2014年ブラジル大会の青山敏弘氏(現・広島トップチームコーチ)以来3人目のこと。広島を背負って戦う守護神は、「広島の歴史に残る選手になりたいと思っていたので実現してうれしいですし、今まで先輩方が築き上げた結果を超えられるように頑張りたいです」と気を引き締めた。

「ここまで育ててもらったクラブからワールドカップのメンバーに選出されることが目標の1つでもあったので、それが叶えられてうれしいです。選ばれるだけじゃなくて、ワールドカップの試合に出て活躍することで、サンフレッチェ広島という名前を世界に広げられると思うので、その目標に向かってこの1カ月間努力していきたいです」

 カナダ、メキシコ、アメリカの3カ国共催で行われる今回のW杯は6月11日(日本時間12日)に開幕し、日本代表はグループステージでオランダ代表(15日)、チュニジア代表(21日)、スウェーデン代表(26日)と対戦する。

 大迫は、「レベルが上がれば上がるほどGKの役目が増えてくると思うので、僕が1番得意とするシュートストップでチームを勝たせたいですし、この半年のリーグでPK戦を経験して成長したプレーを見せられたと思うので、GKが日本を勝たせる試合を自分たちが表現していきたいです」と力を込め、初の世界大会に向けて「W杯だから何か特別なことをやろうとせず、いつも広島で出しているパフォーマンスを大舞台で発揮する準備をするだけだと思います」と意気込んだ。

取材・文=湊昂大

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