神奈川県の横浜市道路局が事業を実施している、都市計画道路「上郷公田線」の整備が進捗しています。この路線は「圏央道」の地上道路です。
地下トンネルのすぐ上にもバイパスが通る!
神奈川県の横浜市道路局が事業を実施している、都市計画道路「上郷公田(かみごうくでん)線」の整備が進捗しています。圏央道の一部として工事中の「横浜環状南線」の関連道路のひとつで、2026(令和8年度)からは、プレキャストコンクリートによるトンネル擁壁の設置工事が本格的にスタートしました。
この路線は将来、どのようなルートとなるのでしょうか。
上郷公田線は、横浜市栄区の上郷町に位置する環状4号線神戸橋交差点から、同区公田町の環状4号線桂町交差点までを結ぶ、延長3.2kmの都市計画道路です。横浜環状4号線の南側に回り込むバイパスの役割を果たします。
このルートは、横浜環状南線の「桂台トンネル」(1412m)と大部分で重複します。上郷公田線は、トンネルの地上道路となるもので、桂台の住宅街にはずっと以前から空白の道路用地がありました。桂台の西側にできる「公田IC」(以下、未開通部のIC名などは仮称)のアクセス道路にもなります。
本ルートは、混雑の激しい横浜環状4号線の代替ルートとして期待されているほか、JR本郷台駅のすぐそばに位置する桂町交差点では、横浜環状3号線と交差しつつ北へ伸びる県道「桂町戸塚遠藤線」とも直結。交通利便性の向上や緊急輸送路機能の拡充も見込まれます。
横浜環状南線は2022年以降、開通見込みが示されない状態が続いていますが、すでに上郷公田線の直下を通る「桂台トンネル」の掘削などが完了し、現在は釜利谷JCT至近の「釜利谷庄戸トンネル」下り線の整備が進められています。
なお、上郷公田線は3つの事業地区に分割して整備が進められており、事業年度はいずれも2030(令和12)年度までとなっています。