ウェストハムは物議を醸しているアーセナル戦の判定をめぐり、プロ審判協会(PGMOL)に説明を求めるようだ。11日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
プレミアリーグ第36節が現地時間10日に行われ、ウェストハムは本拠地『ロンドン・スタジアム』にアーセナルを迎えた。1点ビハインドで迎えた90+5分、ジャロッド・ボーウェンが蹴った右コーナーキックから最後はカラム・ウィルソンがネットを揺らしたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入した結果、直前にパブロ・フェリペのGKダビド・ラヤに対するファウルがあったとして得点は認められず。試合は0-1で終了した。
アーセナルが勝利によって2位マンチェスター・シティとの暫定「5」ポイント差を維持した一方、敗れたウェストハムは「1」ポイント差で追う残留争いの“ライバル”トッテナム・ホットスパーにプレッシャーをかけることができず。クラブの運命に大きな影響を及ぼしかねない判定だけに、ウェストハムのヌーノ・エスピリト・サント監督は試合後「審判たちですら何がファウルで、何がそうでないのかわからなくなっている。それが疑念を生んでいる」と不満を爆発させた。
報道によると、ウェストハムはPGMOLに対して懸念を表明するとともに、判定についてのさらなる説明を求める予定とのこと。クリス・カヴァナー主審とVAR担当のダレン・イングランド氏の会話を録音した音声記録の開示も要求するものと見られている。
なお、この判定についてはプレミアリーグOBの間でも意見が割れており、元デンマーク代表GKピーター・シュマイケル氏は「全く間違っていると思う。なぜ突然あれがフリーキックになったのか理解できない。シーズンを通してどのチームにもフリーキックは与えられていなかったのに、すべてが狂っている。今日の判定はあらゆる面で間違っている」と痛烈に批判。元アイルランド代表GKシェイ・ギヴン氏も「今シーズン、アーセナルの試合でも見られたように、GKやDFがブロックされてもゴールが認められているケースがある。判定の一貫性について誰もが不満を抱いているんだ」とコメントしている。
一方、元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏は「あれは明らかなファウルだ。腕が彼(ラヤ)の顔を横切り、ボールに触れるのを妨げているのがはっきり分かる。正しい判定だと思うよ」とカヴァナー主審の判定を支持。元アイルランド代表FWロイ・キーン氏も「色々なことが起こっていたが、GKが大きな役割を果たしていたのでファウルだと思う。ウェストハムのプレーは愚かだった。VARは必ずチェックするので、あんなに明白なファウルはしない方が良い」と語っている。
【ハイライト動画】物議を醸す判定も…アーセナルがウェストハムとの接戦制しプレミア制覇へ前進!