トッテナム・ホットスパーを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、残留に向けて改めて意気込みを語った。5月1日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
4月25日に行われたプレミアリーグ第34節のウルヴァーハンプトン戦に1-0で勝利し、昨年12月28日のクリスタル・パレス戦以来、リーグ戦16試合ぶりの白星を挙げたトッテナム・ホットスパーだが、今季残り4試合となっている中で降格圏内の18位に沈んでいる。
残留圏内となる17位ウェストハムとは勝ち点「2」差となっているなか、前節にはイングランド代表FWドミニク・ソランケと、オランダ代表MFシャビ・シモンズが負傷してしまい、降格回避への道のりがさらに険しくなったことが指摘されている。
そうした状況で3日に5位アストン・ヴィラとのアウェイゲームを戦うトッテナム・ホットスパー。同試合を前にした会見に出席したデ・ゼルビ監督は「残留は不可能だという声を聞いた。皆が降格だと嘆いている。しかし、まだ決まっているわけではない」と残留に向けて戦っていく決意を新たにした。
「我々はピッチ上で死に、そのためには試合に負けなければならない。負ける前は、プレーし、戦わなければならない。ウェストハムより勝ち点が2ポイント少ないけど、彼らも難しい試合を戦う必要がある。今は我々にとって最高の時期ではない。厳しい、困難な時期だ。だが、敗者は泣き、ネガティブに考える。私は身近な人たちが泣いたり、私とは違う考えを持ったりするのを望んでいない」
「今、最も重要な課題は選手、スタッフ、そしてファンの中に潜む声を黙らせることだ。この声はネガティブな考えを生み出し、『我々は不運だ』、『ケガ人が多すぎる』、『シャビ・シモンズを失った。彼はここ2試合、我々のベストプレーヤーであり、最も重要な選手の一人だった』などと囁いてくる」
「さらに、『メディカルスタッフは十分ではない』、『スタジアムと練習場のピッチの状態が良くない』、『2026年に入ってからあまり勝てていないから、2、3連勝は不可能だ』などとね。これらはすべてネガティブなことであり、くだらないと思う。なぜなら、私は自分自身と選手たちの質に集中したいからだ」
「我々は現在プレミアリーグで最高のチームの一つと対戦する。(ウナイ・)エメリ監督には大きな敬意を払っているが、トッテナムがヴィラ・パーク(アストン・ヴィラの本拠地)で勝っても奇跡ではない。負けるかもしれないが、我々にはこの試合に勝つ力がある。奇跡ではないんだ」
「我々はビッグクラブでプレーしているのだから、前向きに、そして幸運に感じなければならない。ソランケとシモンズがケガをしても、(ランダル・)コロ・ムアニや(マティス・)テル、リチャーリソンとプレーできる。彼らは決して劣った選手ではない。個性は違うが、非常に優れた選手たちだ」
「ペドロ・ポロや(デスティニー・)ウドギー、ミッキー・ファン・デ・フェン、(ロドリゴ・)ベンタンクール、(ジョアン・)パリーニャ、(コナー・)ギャラガーもいる。だから、こんなことを聞いている暇はない」