中国海軍のルーヤンIII級ミサイル駆逐艦が、短期間に複数回にわたって対馬海峡を通過しました。
日本海への進出を繰り返す中国艦が撮影される
防衛省・統合幕僚監部は2026年4月30日、長崎県の対馬沖で、中国海軍の艦艇1隻を確認したと発表。自衛隊機が上空から撮影した当該艦艇の画像を公開しました。
今回確認されたのは、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦「成都」です。4月28日午後8時頃に対馬の南西約70kmの海域に出現し、対馬海峡を通り、日本海へ向けて航行したとしています。
このルーヤンIII級ミサイル駆逐艦「成都」は、3月30日から31日にかけて、東シナ海から日本海に入っていました。その後、4月27日に日本海から東シナ海へ向けて航行。東シナ海で反転して4月28日に再び日本海へ入りました。同一の艦艇が短期間に複数回にわたって日本海への出入りを繰り返すのは珍しいケースです。
今回出現した中国艦艇に対しては、海上自衛隊の第3哨戒防備隊に所属するはやぶさ型ミサイル艇「しらたか」が警戒監視・情報収集を行ったとしています。
なお、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦は052D型とも呼ばれる中国海軍の主力艦で、「中華イージス」とも呼ばれます。