西武鉄道は2026年4月21日、酷暑期の現場における熱中症対策として、キャンピングカーを用いた移動式休憩所を今春から導入したと発表しました。
実は日陰が少ない現場で夏季は大変!
西武鉄道は2026年4月21日、酷暑期の現場における熱中症対策として、キャンピングカーを用いた移動式休憩所を今春から導入したと発表しました。
この車両は、保線作業や施設管理など、屋外での作業が多い鉄道係員向けのものです。
線路上の作業では日陰が少なく、これから夏を迎えるにあたり、さらに厳しい環境下での作業となることが予想されるためです。また、西武秩父線などの山岳区間を走行するエリアを持つ同社では、係員が休憩できる場所が多くないという課題もありました。
そのような状況を是正するために考案されたのが、キャンピングカーを移動式休憩所として活用する方法です。
車両の導入に関しては、社員から「屋外作業であっても快適性が確保されるのではないか」との提案があり、2025年夏に約1か月間のトライアル導入を実施しました。その結果、係員から「夏場の暑い時期でも快適に休憩できる」「休憩場所までの移動が不要となり、作業効率が向上する」といった肯定的な声が上がったことから、導入を決定。鉄道会社としては珍しい取り組みとなりました。
西武グループでは、「はたらく人を、ほほえむ人へ。」をスローガンとする「西武グループ人財戦略」を策定しており、今後も酷暑期や厳冬期などの厳しい環境で働く社員に快適な休憩環境を提供することで、熱中症などの労働災害の防止や作業の質の向上につなげていくとしています。