【ワシントン時事】トランプ米大統領が出席した夕食会で起きた発砲事件で、コール・トーマス・アレン容疑者(31)が犯行をほのめかすメッセージを事件直前、家族らに送っていたことが明らかになった。米メディアが26日報じた。メッセージはトランプ政権に対する批判や、犯行計画のほか、家族らへの謝罪を記載。自身のことを「友好的な連邦の暗殺者」と称していたという。
事件は25日夜に発生。ホワイトハウス記者会がワシントン市内のホテルで開いた夕食会にはトランプ氏のほか、閣僚らも参加した。ブランチ司法長官代行は26日、CNNテレビで「容疑者はトランプ政権の当局者を標的にしたようだ」との見方を示した。報道によると、容疑者は銃を合法的に入手したという。
アレン容疑者の家族は捜査当局に対し、容疑者は過激な発言を行う傾向があったと説明した。容疑者は夕食会の会場となったホテルに滞在。宿泊先の部屋から犯行に関する文書も見つかった。
トランプ氏は26日、FOXニュースの電話インタビューで、容疑者について「キリスト教徒を憎んでいた」と指摘。家族が手を焼いていたとされる情報に言及し、「非常に問題を抱えた男だった」と断じた。