米国に「レッドライン」伝達=核開発、ホルムズ海峡でイラン

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 【カイロ時事】イランのファルス通信は26日、同国の核開発と原油輸送の要衝ホルムズ海峡の管理などに関し、イランがパキスタンを通じて米側に「レッドライン(譲れない一線)」を書面で伝達したと報じた。トランプ米大統領は同日、FOXニュースに「彼ら(イラン)が望めばわれわれの所に来るか電話できる」と強調。戦闘終結に向けた協議再開の可能性を残したが、実現への道筋は依然見えないままだ。
 イランのアラグチ外相は25日にパキスタンでシャリフ首相と軍トップのムニール参謀長らと会談。トランプ氏は同日、イラン側の新提案について「不十分だ」と不満を示し、パキスタンへの米代表団派遣を見送った。
 イランの核開発と事実上の封鎖が続くホルムズ海峡の問題は、米イラン協議の争点で、双方とも譲歩しない構えを示してきた。核開発に固執するイランは、ウラン濃縮活動や保有する高濃縮ウランの扱いで米側と深い溝があるとされる。また、海峡の全面開放を要求する米国に対し、イランは自国主導の管理を主張している。