旧「京浜急行有料道路」から京急バス消える――「大船から完全撤退」まもなく 一部系統はバス会社を変え存続

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京浜急行バスが2026年5月中旬に、大船駅発着の路線バスを全廃する見込みです。

大船駅から京浜急行バスが消える

 京浜急行バスが2026年5月中旬に、大船駅発着の路線バスを全廃する見込みです。次の系統の廃止が予定されています。

・船2 大船駅~深沢~梶原
・船4 大船駅~深沢~鎌倉山
・船5 大船駅~深沢・鎌倉山・津村~諏訪ケ谷
・船5 大船駅~深沢・鎌倉山・西鎌倉~諏訪ケ谷

 いずれも、大船駅東口から湘南モノレールと並行しながら、かつて「京浜急行有料道路」と呼ばれた道路の「京浜急行線」を走り、沿道の住宅街を結ぶ系統です。

 この道路は江ノ島方面まで通じていますが、京浜急行バスは大船駅から江ノ島まで走り抜ける系統を2025年に廃止し、また同道路周辺の系統も一部、江ノ電バスに移管するなどしていました。乗務員不足などを背景に、鎌倉方面の路線バスを大幅に整理しています。

 今回も、「船2」「船4」については、大船駅東口に乗り入れている江ノ電バスに移管される見込みです。

 大船駅発着の京浜急行バスが走る道路(旧京浜急行線)は今でこそ一般道ですが、日本自動車道によって1931年に開業した日本初の有料道路、自動車専用道といわれる歴史の古い道路です。後に京急が所有し、1980年代に自治体へ無償譲渡されました。湘南モノレールはこの道路に沿って、1970年に開通しています。