オンラインカジノ検挙、最多317人=昨年、違法性周知で通報増―警察庁

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 オンラインカジノによる違法賭博に関与したとして、全国の警察が2025年に317人を摘発したことが23日、警察庁のまとめで分かった。前年比38人増で、統計の残る18年以降最多。個人利用客の摘発が増加した。
 オンラインカジノは海外で合法の国もあるが、国内から賭ければ刑法の賭博罪に当たる。同庁は「違法との認識は広まりつつあるが、対策は途上だ。引き続き、利用させない、できない環境づくりを進める」としている。
 オンラインカジノの主流は客が個人のスマートフォンなどでサイトにアクセスする「無店舗型」で、利用客の検挙数は前年比54人増の196人。事件数では150件と前年の3倍超で、同庁は違法性の周知が進み、自主申告や周囲の通報が増えたため個人の検挙が多かったと分析する。
 昨年9月施行の改正ギャンブル依存症対策基本法は、カジノを紹介するサイトや動画、ネット広告などを禁止。こうした宣伝をする「アフィリエイター」や賭け金の決済代行業者など、運営側の検挙者は25人に上った。
 この他、カジノサイトにつないだパソコンなどを客に使わせる「店舗型」で、客38人と店側58人が摘発された。