コッパ・イタリア準決勝が22日に行われ、アタランタとラツィオが対戦した。
先月にラツィオホームで行われたファーストレグを2-2のドローで終えた両者がベルガモに舞台を移して対峙したファイナル進出を懸けたセカンドレグ。
立ち上がりはホームのアタランタが攻勢を仕掛けると、元ローマMFニコラ・ザレフスキが宿敵相手に積極的に足を振ってゴールを狙っていく。
前半20分を過ぎた辺りからラツィオが相手陣内でボールを動かす時間が増えたものの、なかなか攻撃をフィニッシュで終わることができない。
前半終盤にかけてはアタランタがボールを保持しながら攻め手を窺うシーンが再び増えたが、ラツィオの守備の修正によって効果的に前進できなくなり試合が膠着。2戦合計イーブンのままで後半へと折り返した。
後半もアタランタペースで試合が進むと、61分には右からのクロスの流れでゴール前での混戦を作ってエデルソンがゴールネットを揺らす。だが、当該シーンではオンフィールド・レビュー(OFR)が行われ、ラツィオDFマリオ・ヒラのハンドとニコラ・クルストヴィッチのGKが確保したボールに対するファウルの2つが確認された末、最終的にはクルストヴィッチのファウルでゴールが取り消しとなった。
大きな判定によって試合の均衡が保たれた中、両チームは後半半ばを過ぎて積極的に交代カードを切って試合に変化を加えていく。
すると、試合は後半終盤の80分過ぎに大きく動く。まずは84分、ラツィオは左CKの場面でマッティア・ザッカーニの右足インスウィングのクロスをファーでのポジション取りで前に入ったアレッシオ・ロマニョーリが左足で合わせ、アウェイチームが一歩前に出る。
だが、その先制点の2分後にアタランタはペナルティアーク付近でクルストヴィッチの落としに反応したマリオ・パシャリッチが左足シュートを放つと、ゴール前のDFが出した足に当たってコースが変わったボールがゴール左隅に決まり、瞬く間にスコアをタイに戻した。
2戦合計3-3となった試合はホームのアタランタが追いついた勢いで90分間での決着を目指して攻勢を仕掛けたものの、ジャンルカ・スカマッカの決定機が相手GKのファインセーブに阻まれ、劇的な勝ち越しゴールとはならなかった。
試合は延長戦に入っても拮抗。延長前半の95分にはジャコモ・ラスパドーリがヘディングでゴールネットを揺らすが、ここはその前の味方のオフサイドを取られてノーゴールとなった。その後も攻め合った両者だったが、結局120分間での決着は付かなかった。
インテルが待つファイナル進出を懸けた運命のPK戦ではアタランタのマルコ・カルネセッキ、ラツィオのエドアルド・モッタと両GKが躍動。カルネセッキが2本のシュートストップにポストに当てさせたのに対し、それを上回ったモッタは1人目のラスパドーリ以外の4人のPKを圧巻のセーブで阻止。この結果、PK戦を1-2で制したラツィオが決勝進出を決めた。
【スコア】
アタランタ 1-1(2試合合計:3-3) ラツィオ
※PK戦を1-2で制したラツィオが決勝進出
【得点者】
0-1 84分 アレッシオ・ロマニョーリ(ラツィオ)
1-1 86分 マリオ・パシャリッチ(アタランタ)