頂上決戦で敗北も前を向くアルテタ監督「プレミアリーグはこれからが本番だ」

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 アーセナルのミケル・アルテタ監督は、敵地でのプレミアリーグ頂上決戦の敗北にダメージを受けながらも「プレミアリーグはこれからが本番だ」と22年ぶりの悲願達成へ気持ちを切り替えた。

 アーセナルは19日、アウェイで行われたプレミアリーグ第33節でマンチェスター・シティと対戦し、1-2の勝利を喫した。敵地での大一番で引き分け以上の結果を残せていれば、1試合未消化の2位チーム相手に有利な状況を維持できるはずだったが、この敗戦で暫定3ポイント差に詰め寄られ、22日に行われるバーンリー戦でマンチェスター・シティが勝利した場合、少なくとも総得点の差で首位を明け渡す可能性が出てきた。

 同試合後、アルテタ監督は後半により多くの決定機を作り出すなど、少なくとも勝ち点1を持ち帰るに値する内容を見せたなかでの敗戦を悔やんだ。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えている。

「本当に残念な結果だ。敗戦の仕方も残念だ」

「素晴らしいパフォーマンスを見せ、試合に深く入り込み、1点ビハインドから追いついた。精神的にも試合をうまくコントロールし、自分たちのペースで試合を進めていた。最高のチャンスは我々にあったが、それをモノにできなかった」

「失点の少ないチーム相手に大きなチャンスを作り出し、正しい方法で試合に臨んだ。しかし、最終的に勝敗を分けるのは決定的な瞬間であり、相手はチャンスをモノにした。それが勝敗を分けたと考えている」

 今年に入った段階ではシーズン4冠の可能性も有していたなか、カラバオカップ決勝ではマンチェスター・シティに敗れ、FAカップでは下部カテゴリーのサウサンプトン相手に敗れ、ベスト8敗退。チャンピオンズリーグ(CL)では順当にベスト4進出を決めた一方、今回の敗戦によってリーグ3年連続2位の勝負弱さによってシーズン無冠の可能性も危惧されるところだ。

 その脆弱なメンタリティの問題を解決すべく特別に鼓舞する必要があるかとの質問を受けたアルテタ監督だが、「もし、5試合を残してプレミアリーグ優勝を勝ち取り、チャンピオンズリーグの決勝に進出する可能性を有する選手を選ばなければならないとしたら、私は家にいるべきだと思う。だから、そういうことではないし、必要はない。困難な局面であっても、これまで一度も必要とされたことはない。だから、我々はまた挑戦する。それは間違いない」と、その可能性を否定している。

 さらに「勝負はこれからだ」と残り5試合となったプレミア覇権争いに向けてしっかりと気持ちを切り替えている。

「今日は勝利のチャンスを逃したが、自分たちの実力、戦い方、そしてチームのレベルを示す機会になったと思う。残り5試合。プレミアリーグは新たな局面を迎える。相手は1試合消化が少なく、我々は3ポイントのアドバンテージがある」

 リーグ連敗ストップを目指すアーセナルの次節は、14位のニューカッスルとのホームゲームとなる。

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