首都高 PAの渋滞情報モニターを“全廃”へ 交通管制システムをリニューアル 道路情報板の情報も“進化します”

半導体開発「モア・ムーア」とは

首都高の交通管制システムが変わります。

交通管制システムが変更 何が変わる?

 首都高速道路は2026年4月15日、交通管制システムをリニューアルすると発表しました。新システムの供用が始まる5月19日以降、道路情報板に表示される交通情報も変わります。

 現行システムが10年以上を経過して老朽化していることに伴う変更です。メインセンターが機能を停止した場合のバックアップ体制も円滑になり、システム切り替えに1時間程度を要していたのが、自動にて15分程度で可能となることで持続可能な情報提供が実現するとしています。

 また、道路情報板に表示される交通情報は従来、最大2つの情報までしか表示できなかったといいます。事故や通行止め、落下物などの注意情報が発生すると、渋滞情報は提供されなくなっていたのが、新システムでは3つ以上の情報提供が可能になるとのこと。

 その一つとして、行く先のA地点・B地点・C地点までの混雑情報や所要時間を帯状に示す図形情報板に、通行止めや注意喚起情報も盛り込むことが可能に。この情報表示はNEXCOの高速道路へ通じる放射路線の下り線を中心に21か所で実施予定だそうです。

 ただ、これだと路線をまたぐような渋滞情報は表現できないため、「高井戸→西池袋 渋滞12km」といった文字による渋滞情報も引き続き提供。渋滞が増加・減少傾向にあることを三角形の向きで表現する情報表示も存続します。

 一方、今回のシステム更新に伴い、主なPAに設置されている「首都高ナビ」は4月から順次廃止するといいます。

 これはPAのインフォメーションコーナーのモニターに広域の路線図と渋滞情報を表示するもの。首都高速道路は「首都高の道路交通情報サイト『mew-ti』をご確認いただきますようお願い申し上げます」としています。

 NEXCO東日本でも2025年以降、SA・PAで同様に広域の交通情報を大型モニターに表示する「ハイウェイ情報ターミナル」を休止し、自社アプリでの提供に一本化しています。その流れが首都高にも訪れることとなりました。