「高速直結・畑で途切れる立派な道路」が延伸へ 東武の終点の“踏切渋滞”にバイパス 群馬の「新たな南北軸」に

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群馬県が「渡良瀬幹線道路」の新区間について都市計画決定手続きを進め、整備事業を本格化させます。

畑で途切れる「渡良瀬幹線道路」を延伸

 群馬県が2026年度、東部の桐生・みどり市地域にて「渡良瀬幹線道路」の新区間について都市計画決定手続きを進め、整備事業を本格化させます。

 渡良瀬幹線道路は太田市の北関東道 太田藪塚ICから北へ、みどり市の国道122号大間々町下神梅に至る約14kmが計画されているバイパスです。既存の県道大間々世良田線に代わるバイパスとして、栃木県日光(旧足尾)に通じるわたらせ渓谷鐵道沿いの渓谷部まで、高速道路から4車線の直結アクセスを確保します。

 太田藪塚ICから国道50号を超えて約900mのところまでは2024年3月までに開通していますが、現在は畑のなかで都市計画道路としての区間が終わり、一気に道が狭まるという状態になっています。この地点は、国がしている国道50号のバイパス「前橋笠懸道路」との将来的な接続点です。

 それ以北の渡良瀬幹線道路「新里笠懸工区」4.1kmについて、県は2026年度に都市計画決定手続きと用地測量を行うとしています。

 この区間は田園地帯を抜けたのち、上毛電鉄の赤城~東新川間を橋梁でまたぎ、大間々市街の国道353号までをつなぎます。東武桐生線の終点でもある赤城駅前の慢性的に渋滞している踏切を避け、その西側にバイパスを構築するイメージです。

 なお、渡良瀬幹線道路は別途、大間々市街の北側で渡良瀬川を渡る福岡大橋から川の北岸を通って、みどり市下神梅まで国道122号のバイパスを構築する「塩原工区」(1.4km)の事業も進められています。ここは南岸を通る国道122号の雨量通行規制区間や斜面崩壊危険区域を回避する目的です。