マレンが圧巻のセリエA初ハットトリック!…ローマがピサに完勝でトップ4争いに踏みとどまる

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 セリエA第32節が10日に行われ、ローマとピサが対戦した。

 現在6位のローマは前節、インテルとの上位対決に2-5の完敗。逆転でのトップ4フィニッシュへ取りこぼしが許されないなか、最下位のピサをホームで迎え撃った。

 試合はホームのローマが開始早々にスコアを動かす。3分、左サイドで相手DFがトラップミスしたところを前向きでボールを奪ったドニエル・マレンがそのままボックス内まで運んでカットインから狙いすました右足のコントロールシュートをゴール右隅に突き刺した。

 幸先よく先制に成功したホームチームは以降もカウンターやセットプレーを軸に追加点を狙っていく。ただ、攻め切れない状況が続くと、マッテオ・トラモニにボックス内で打たれた際どいシュートをGKミレ・スヴィラルの好守で凌ぐ場面も。

 それでも、前半終盤には再び押し込むと、41分のロレンツォ・ペッレグリーニの直接FKは惜しくも右ポストを叩くが、直後に再び背番号14が魅せる。

 43分、ボックス内で相手DFのクリアミスを奪ったデヴィン・レンシュがペッレグリーニとのパス交換でゴール左に抜け出して折り返す。これをフリーのマレンが左足ワンタッチで押し込んだ。

 マレンのドッピエッタの活躍によって2点リードで後半を迎えたローマ。ハーフタイムでは前半終盤にハムストリングを痛めたペッレグリーニを下げて、ステファン・エル・シャーラウィを投入した。

 後半は押し込まれる入りとなったが、52分にはカウンターからマティアス・スーレの絶妙な斜めのスルーパスに反応したマレンがDF2枚の間でうまく足元に収めて右足シュートを流し込み、加入後初となるトリプレッタを達成した。

 後半の早い時間帯に試合を決めたホームチームはここから省エネモードに。前がかる相手の攻撃をうまく吸収しながら、エル・シャーラウィらを起点にカウンターからさらなるゴールを目指す形にシフト。

 その後、殊勲のマレンやスーレら主力をベンチに下げて若手やコンディションを上げたい選手を投入する余裕の采配をみせたなか、このまま危なげなく逃げ切った。

 この結果、下位相手の完勝でインテル戦の大敗を払しょくしたローマが、トップ4争いに踏みとどまる勝利を挙げた。

【スコア】
ローマ 3-0 ピサ

【得点者】
1-0 3分 ドニエル・マレン(ローマ)
2-0 43分 ドニエル・マレン(ローマ)
3-0 52分 ドニエル・マレン(ローマ)