ラ・リーガ第31節が10日に行われ、レアル・マドリードとジローナが対戦した。
前節、下位のマジョルカに痛恨の敗戦を喫し、首位バルセロナと7ポイント差を付けられた2位のレアル。さらに、ミッドウィーク開催のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグではホームでバイエルンに1-2と競り負けて公式戦連敗に。
その敗戦からのバウンスバックを図ったホームゲームでは12位のジローナと対戦。週明けにバイエルンとのリターンレグを控えるなか、先発6人を変更。ディフェンスラインを総入れ替えしたほか、ジュード・ベリンガムが負傷明け後初スタメンとなった。
立ち上がりからボールの主導権を握ったレアルはヴィニシウス・ジュニオール、キリアン・エンバペ、ベリンガムとボックス付近で足を振っていく。
その一方で、徐々に相手のカウンターを浴びると、アゼディン・ウナヒらに鋭いミドルシュートを打たれ、GKアンドニー・ルニンの好守で凌ぐ場面もあった。
前半半ばを過ぎてより押し込む形を作り出すと、28分にはボックス右でダニエル・カルバハルからパスを受けたフェデリコ・バルベルデが右足シュートを枠の左へ飛ばすが、これはGKパウロ・ガッサニーガの好守に遭う。さらに、ブライム・ディアスやヴィニシウスも畳みかけるが、集中したジローナの守備をこじ開けるまでには至らない。
ペースは握ったものの、前半をゴールレスで終えたレアル。後半も開始直後にベリンガムが早速枠内シュートを放つなど、攻勢を仕掛けていく。
すると51分、相手陣内左サイドでのスローインの流れからブライム・ディアスの横パスに反応したバルベルデがペナルティアーク左から右足を一閃。ゴール左へ向かった低弾道シュートのコース自体は甘かったが、GKガッサニーガのキャッチかはじくかの中途半端な判断もあってそのままゴールネットに突き刺さった。
少しのツキにも恵まれて良い時間帯に先制に成功したレアルは以降も積極的に追加点を狙っていく。だが、この時間帯に決め切れずにいると、ここ最近守備で緩みを見せるチームは、その隙を突かれてしまう。
62分、ジローナは相手陣内右サイドで押し込むと、ボックス手前右でアルナウ・マルティネスから短いパスを受けたトマ・レマルに鋭い左足のミドルシュートをゴール右隅に突き刺された。
試合を振り出しに戻されたなか、64分にはエデル・ミリトンとベリンガムを下げてディーン・ハウセンとアルダ・ギュレルを同時投入。さらに、79分にはエドアルド・カマヴィンガとフラン・ガルシアに代えてオーレリアン・チュアメニとフェルラン・メンディもピッチに送り込む。さらに、84分にはゴンサロ・ガルシアとストライカータイプを投入し、最後の勝負に出た。
エンバペとヴィニシウスのアタッキングサードでの個人技を軸に後半終盤は完全に押し込む形を作り出したレアル。しかし、ボックス内でしっかりと人数をかけるジローナの堅守を前にあと一工夫が足りない状況が続く。
その後、6分が加えられた後半アディショナルタイムにも猛攻を仕掛けたホームチームだったが、ボックス内でのエンバペの際どい接触プレーもPK獲得にはつながらず。このまま1-1のスコアでタイムアップを迎えた。
この結果、ホームで痛恨ドローのレアルは公式戦連敗こそストップしたが、逆転でのラ・リーガ優勝が遠のく勝ち点逸となった。
【スコア】
レアル・マドリード 1-1 ジローナ
【得点者】
1-0 51分 フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード)
1-1 62分 トマ・レマル(レアル・マドリード)
【ゴール動画】フェデ砲にレマルのゴラッソ!