駅員への「カスハラ」抑止なるか 全駅で「胸部に装着するカメラ」導入へ 小田急電鉄

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小田急電鉄は、カスタマーハラスメント対策として、駅係員の胸部に装着する小型ウェアラブルカメラを導入します。

「録画」を明示して抑止効果を向上

 小田急電鉄は2026年4月6日、カスタマーハラスメントをはじめとした異常時の早期解決を図るため、全70駅で駅係員が装着する小型のウェアラブルカメラを導入すると発表しました。

 同社ではカスタマーハラスメントの発生件数が増加傾向にあり、他の利用者に本来提供するべきサービスの提供に支障をきたす事態にもつながるため、導入を決定したとしています。

 このウェアラブルカメラは、駅構内における利用者同士のトラブルや犯罪行為、カスタマーハラスメントなど、異常時に駅係員が着用。制服の胸部にクリップまたはストラップで取り付けます。状況を記録することで確実な情報提供や適切な判断を行うほか、録画していることを明示して抑止効果を高めます。

 平常時は構内の巡回時に着用し、不審物や駅設備の不具合箇所などを発見した際にも状況を記録して関係各所へ共有するとしています。なお、録画データは駅長の管理下で適切に保管し、定めた目的以外では一切使用しないとのこと。

 今後、ウェアラブルカメラ「LINKFLOW P3000」を4月16日から合計90台(各駅1~3台)を導入する予定となっています。