空港至近の「超危険な交差点」をスルー! 国道3号「博多バイパス」さらに立体化工事に着手 “上がって下りて上がる8車線”に

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福岡国道事務所が、立体区間の整備を計画していた国道3号「博多バイパス」の工事に着手しました。

「事故多発ランキング」常連の交差点をスルー!

 福岡市内を走る国道3号「博多バイパス」の立体区間の整備工事が始まります。国土交通省 福岡国道事務所が2026(令和8)年3月8日に着工式を開催しました。

 事業対象となるのは、福岡市の北東部を走る国道3号「博多バイパス」の下臼井~空港口間、約1.6kmです。現道は片側3車線(計6車線)の平面道路ですが、中央部に高架の4車線、両側に地上4車線を持つ計8車線の道路へと改良します。

 博多バイパスの現道は、山陽新幹線の南側でJR篠栗(ささぐり)線を高架で越え、その後は地上に降りて福岡空港の北西側を抜けていきますが、この間にある新二又瀬橋交差点や空港口交差点では、朝夕のラッシュ時を中心に渋滞が慢性化しています。

 特に新二又瀬橋交差点は、日本損害保険協会がまとめている「交通事故多発交差点」のデータで、福岡県内のランキングにおける“常連”。2017(平成29)年にはワースト1、翌年にワースト3となっています。

 本事業では、篠栗線の高架部を新二又瀬橋交差点の南側まで延長し、通過交通を高架部へと転換します。その後は8車線のままいったん全車線が地上道路となりますが、空港口交差点の前後区間にも、さらに高架区間を設ける計画。

 完成すれば、アイランドシティ方面と福岡空港や博多駅、東比恵や福岡高速環状線を行き来する南北の交通がスムーズになり、渋滞や事故の抑制、物流や医療での定時性・速達性の向上にもつながると見込まれています。

 なお福岡国道事務所によると、まだ一部の詳細設計などが続いているとのことで、工事の本格化はこれから。現道の交差点では右折待ちの車両を中心に、昼の時間帯でも多くの車両で混雑しているため、今後の事業進展が期待されます。