予算案、参院可決の公算=与党多数派工作にめど、7日にも成立

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 2026年度予算案が与党の過半数割れが続く参院で可決される公算が大きくなった。日本保守党に加えて複数の無所属議員が賛成に回る方向となり、与党が進めてきた多数派工作にめどがついた。予算案は早ければ7日に成立する見通しだ。
 自民党と日本維新の会の参院会派は計120議席で、過半数(124)に4議席足りない。自民は保守党の参院会派(2人)から外国人政策などに関する協議開始を条件に協力の約束を取り付けている。
 複数の自民幹部によると、無所属の斉藤健一郎、平山佐知子、望月良男各氏が3日までに賛成する意向を固めた。与党と保守党と合わせれば、125議席となる計算だ。斉藤氏は同日、「基本的に賛成の方向で考えている」と取材に明言した。
 採決時の賛成多数を確実にするため、自民はチームみらいの参院会派(2人)にも賛成を引き続き呼び掛ける。安野貴博党首は3日の記者会見で「予算の修正や政策の方針に前進が見られるなら賛成に回る余地もある」と改めて強調。「完全な党議拘束があるわけではない」として、会派を組む無所属議員の判断を尊重する考えも示した。
 参院予算委員会では6日、高市早苗首相が出席して今国会2回目の集中審議が行われる。与党は7日の参院本会議で予算案を成立させたい考えだが、野党は計4回の集中審議を求めて審議継続を主張しており、週明けに詰めの交渉に入る。 
〔写真説明〕記者団の取材に応じる無所属の斉藤健一郎参院議員=3日、国会内
〔写真説明〕記者会見するチームみらいの安野貴博党首=3日、国会内