欧州の「平たい甲板」の軍艦3隻が地中海に集結 NATOの大規模演習で“この先見られなくなる光景”を公式がパシャリ!

再エネ 2040年に日本の主電源へ

NATOが地中海で大規模な海上演習を開始しました。イタリア、フランス、スペインの空母や強襲揚陸艦が参加し、その能力を誇示しています。

欧州の打撃群が勢ぞろい

 イタリア海軍は2026年3月31日、現在NATO(北大西洋条約機構)が西部および中部地中海において実施している大規模な海上演習「ネプチューン・ストライク26」の模様を、公式Xにて投稿しました。

 3月25日から4月1日にかけて実施されている本演習は、欧州地域内におけるNATOの「強化警戒活動(eVA)」として実施されるもので、ポルトガルのオエイラスに司令部を置く「NATO海上打撃・支援部隊(STRIKFORNATO)」の指揮下で行われています。

 今回の演習には、スペイン海軍の強襲揚陸艦「フアン・カルロス1世」、イタリア海軍の空母「カヴール」、そしてフランス海軍の原子力空母「シャルル・ド・ゴール」をそれぞれ中核とする3つの打撃群が参加しています。

 演習では、第4世代および第5世代戦闘機を含む航空戦力が地中海から欧州大陸・黒海地域にかけて各種任務を遂行。ブルガリア、ポーランド、ルーマニアの射撃訓練場での目標攻撃訓練も含まれており、NATOの長距離打撃能力と海・空・陸の統合運用能力を実証するものとなっています。

 参加国はアルバニア、ブルガリア、クロアチア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、イタリア、オランダ、ルーマニア、スペイン、アメリカの計12か国です。

 なお、イタリア海軍が公式Xに投稿した写真の中には、空母「カヴ―ル」の飛行甲板に、艦載戦闘機であるAV-8B「ハリアーII」とF-35B「ライトニングII」が一緒に映り込んでいるものがありました。現在、イタリア軍では旧式化したAV-8Bを置き換えるためにF-35Bの導入を進めており、将来このような光景は見られなくなります。