日本代表、三笘薫の決勝弾でW杯優勝候補のイングランドを撃破! 4度目の対戦で初白星を飾る

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 キリンワールドチャレンジ2026が現地時間28日に行われ、日本代表とイングランド代表が対戦した。

 森保一監督が率いる日本代表は、FIFAワールドカップ26アジア最終予選でグループCの戦いを首位で終え、8大会連続8度目のワールドカップ出場を決めた。FIFAワールドカップ2026本大会の組み合わせ抽選会も既に行われており、オランダ代表、チュニジア代表、そしてスウェーデン代表もしくはポーランド代表と同居するグループFに入ることが決まっている。

 “ワールドカップイヤー”に突入した今回の3月シリーズでは、イギリス遠征を実施。現地時間28日にはスコットランド代表と対戦し、84分に伊東純也が挙げたゴールで、1-0と勝利をもぎ取った。同試合から中2日で迎える今回のゲームは、FIFAワールドカップ2026の“優勝候補”との一戦だ。

 現在のFIFAランキングでは4位につけるイングランド代表は、過去にFIFAワールドカップの優勝歴を誇るほか、EUROは2大会連続でファイナリストとなっている。FIFAワールドカップ26欧州予選グループKの戦いで8戦全勝、22得点無失点という圧倒的な成績を残し、8大会連続17回目のFIFAワールドカップ出場が決定。FIFAワールドカップ2026本大会ではグループLに入っており、クロアチア代表、ガーナ代表、パナマ代表と同居する。

 イングランド代表は今回の3月シリーズではウルグアイ代表&日本代表と連戦を戦う。27日にはウルグアイ代表戦は、ベン・ホワイトのゴールで先手を取りながら、後半アディショナルタイムにPKを決められ、1-1のドローで終えていた。

 “サッカーの聖地”こと『ウェンブリー・スタジアム』で行われるゲームに向けて、森保監督は今回の招集メンバーにおいて“主力組”と目される面々をスターティングメンバーにチョイス。鎌田大地、三笘薫、上田綺世らが先発に名を連ね、腕章は堂安律の腕に巻かれる。

 一方、イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督は、マルク・グエイ、エリオット・アンダーソン、アンソニー・ゴードンらを先発として送り出した。前日会見で「私たちのキャプテンであり、エースでもある彼が、明日ピッチでチームを引っ張ってくれることでしょう」と、起用を明言したハリー・ケインについては、直前で軽度の問題に見舞われたことでメンバー外となったが、プレミアリーグで活躍する面々がスタメンに並んだ。

 試合は序盤からイングランド代表がボールを保持する構図となったが、日本代表は最前線の上田と2シャドーの三笘、伊東がきっちりと制限をかけ、イングランド代表に自由な前進を許さない。自陣に押し込まれる場面では、セットプレーを中心にイングランド代表にシュートを放たれる場面もあったが、体を張ったブロックにより、ピンチらしいピンチは皆無なままに時間が経過する。

 すると23分、日本代表がこの試合ファーストチャンスを作り出す。ピッチ中央付近でコール・パーマーがボールを持った際、プレスバックで三笘がボールを奪取。鎌田が前方へ預け、上田が落とすと、前を向いてボールを引き取った三笘が中央を前進する。左サイドへのスルーパスに中村敬斗が反応すると、シンプルにボックス内へのパスをチョイス。最後はゴール前に顔を出した三笘が冷静に流し込み、日本代表が先手を取った。

 直後にはイングランド代表が攻撃の圧力を強め、34分にはビッグチャンスを作り出す。GKジョーダン・ピックフォードからのロングフィードにより、左サイドで高い位置を取ったゴードンが、コビー・メイヌーとのパス交換から横へ渡すと、ペナルティエリア手前からアンダーソンが右足一閃。狙い澄ました一撃はクロスバーに直撃した。

 前半終盤の42分には、佐野がメイヌーの縦パスをインターセプトしたところから、日本代表がカウンターへ移る。佐野からのスルーパスに抜け出した上田が右足を振ったが、追加点とはならず、前半はこのまま日本代表の1点リードで終了した。

 後半立ち上がりの51分には鎌田大地からのサイドチェンジに反応した堂安が、ファーストタッチでニコ・オライリーをかわし、左足でシュートまで持ち込むも、GKピックフォードに阻まれる。54分にも伊東が背後を取って折り返したが、中央に飛び込んだ上田には合わず、フィニッシュまでは持ち込めない。さらに69分には、鎌田からのパスを受けた中村が、得意な形の仕掛けから右足を振ったが、シュートはわずかに枠を外れる。

 イングランド代表に攻め込まれる場面でも、ボックス内への侵入を許すシーンこそあれど、決定機は作らせず、シュートを放たれようともGK鈴木彩艶が立ちはだかる。終盤の78分には、ゴール前でセカンドボールを拾ったマーカス・ラッシュフォードに強烈な一撃を喰らったが、GK鈴木がきっちりと弾き出した。

 終盤に入った83分には、イングランド代表がハリー・マグワイアとダン・バーンを投入し、セットプレーの場面で力を見せつける。パワープレーも用いてゴールへ襲い掛かったが、日本代表は最後の最後でゴールを死守。無失点を維持したまま、後半アディショナルタイムの4分間を駆け抜けた。

 試合はこのままタイムアップ。この結果、日本代表がイングランド代表を1-0で破った。なお、過去3度の対戦では、日本代表から見て1分2敗と未勝利が続いていたが、遂に初白星を手にした。これで、日本代表はイギリス遠征を2連勝で終えている。

 このあと、日本代表は5月31日、『国立競技場』で開催されるキリンチャレンジカップ2026において、アイスランド代表と対戦。その後、FIFAワールドカップ2026本大会に臨む。

【スコア】
イングランド代表 0-1 日本代表

【得点者】
0-1 23分 三笘薫(日本代表)

【スターティングメンバー】
イングランド代表(4-2-3-1)
GK:ジョーダン・ピックフォード
DF:ベン・ホワイト(60分 ティノ・リヴラメント)、エズリ・コンサ(83分 ハリー・マグワイア)、マルク・グエイ(83分 ダン・バーン)、ニコ・オライリー(60分 ルイス・ホール)
MF:エリオット・アンダーソン、コビー・メイヌー(71分 ジェームズ・ガーナー);モーガン・ロジャーズ、コール・パーマー(60分 ジャロッド・ボーウェン)、アンソニー・ゴードン(71分 マーカス・ラッシュフォード)
FW:フィル・フォーデン(60分 ドミニク・ソランケ)

日本代表(3-4-2-1)
GK:鈴木彩艶
DF:渡辺剛、谷口彰悟、伊藤洋輝(66分 瀬古歩夢)
MF:堂安律(71分 鈴木淳之介)、鎌田大地(80分 鈴木唯人)、佐野海舟、中村敬斗(80分 町野修斗);伊東純也(80分 菅原由勢)、三笘薫(71分 田中碧)
FW:上田綺世(66分 小川航基)

【ゴール動画】ピックフォードの無失点記録途絶える。破ったのは三笘