国道バイパス「群馬はよくなった。埼玉どうにかしてくれ」→やります! 「上武道路」猛烈渋滞の原因に”局所対策”へ

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国道17号バイパス「上武道路」と「深谷バイパス」が交わる巨大交差点で渋滞対策が行われることとなりました。

群馬はほぼ4車線化 埼玉は「激しい渋滞」 上武道路に”局所対策”

国土交通省 大宮国道事務所は2026年3月25日、このほど開催された第3回「移動性(モビリティ)向上委員会」の開催結果を発表 。国道17号バイパス「西別府」交差点(埼玉県熊谷市)で局所渋滞対策を行うことを明らかにしました。

 西別府交差点は、群馬へ通じる国道17号「上武道路」の起点にして、「深谷バイパス」から分岐する箇所です。鴻巣市を起点とする「熊谷バイパス」から深谷バイパス、上武道路のルートは地域高規格道路「熊谷渋川連絡道路」に指定されており、中央自動車専用部を通せるよう最大で幅50mにもおよぶ広大な道路となっています。

 深谷バイパスの途中から前橋市までの40.5kmを結ぶ上武道路は、3月19日に群馬県内ほぼ全ての4車線化が完了したばかり。これに対し埼玉県側は、西別府交差点から利根川の新上武大橋を経て群馬県に入るまでの5.9kmが、ほとんど暫定2車線のままです。この区間は上下線とも、ノロノロの渋滞が延々と続くこともあります。

 加えて、西別府交差点は深谷バイパス(深谷方面)も交通量が多いことに加え、JR籠原駅に通じる県道276号も交わることから、終日渋滞が発生しているといいます。交通容量が不足しているといい、今回、この交差点の深谷バイパス側に付加車線を要所で整備することとなりました。

 県道との交差部は直進車線を1つずつ加え、上下線とも3車線化(左直1/直進2車線)するとともに、1車線に絞っていた深谷バイパス方面も上下2車線化します。議事では「道路構造が複雑な箇所における車線運用の変更となるため、交通安全に留意しつつ、新しい評価・分析手法を駆使しながら的確な対策を行って」いくことが確認されました。

 また、県道276号についても混雑が顕著であることから、埼玉県も連携して県道側の対策も一体的に検討していくそうです。

 なお、新上武大橋を含む上武道路の埼玉県側の4車線化も事業中ですが、まだまだ調査設計の段階です。