イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督が、3年半ぶりに代表戦に出場したDFベン・ホワイト(アーセナル)にブーイングが浴びせられたことに言及した。27日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
DFジャレル・クアンサー(レヴァークーゼン/ドイツ)が負傷離脱したことを受け、ホワイトはFIFAワールドカップカタール2022以来約3年半ぶりにイングランド代表に招集されると、27日に行われたウルグアイ代表戦に69分から途中出場し、久しぶりの出場を果たした。
そして、81分にはコーナーキックの流れから最後に押し込んで通算5試合目にして代表初ゴールを挙げたが、試合終了間際には同点ゴールに繋がるPKを献上してしまうなど、復帰戦は大きな注目を集めることとなった。
そんなホワイトが長らくイングランド代表を離れていた原因は、代表スタッフとの不和とされていたが、一部のイングランドサポーターは裏切り者であるというレッテルを貼り、同選手が追加招集されたことにも否定的な反応を示していたなか、代表初ゴールを記録した後に名前を呼び上げられた際にもブーイングが浴びせられる事態となった。
試合後、このことについて聞かれたトゥヘル監督は「ブーイングを受けたという話は聞いた。私はピッチ上で交代や指示などをしていたので、直接は聞いていない。だから、それが大多数の反応だったとは考えてはいない」と語りながら、久しぶりの代表戦出場となったホワイトを擁護した。
「彼に対してブーイングや賛否両論の反応があったのは残念だ。もちろん私たちは選手を守る。彼は合宿で素晴らしい働きを見せ、出場に値する選手だった。彼は先発出場にも値し、あわや決勝点という場面も作り出してくれた。でも、以前にも他の選手が同じような目に遭ったことがあるのも理解している」
「彼はそれを受け止めなければならない。私たちは常に彼を守る。そして、彼が新たな章を始める準備ができている今、私たちも彼にチャンスを与える準備ができているので、この件はもう過去のこととして乗り越えられることを願っている。皆が前に進み、このことを受け入れてくれることを願っている」
【ハイライト動画】ホワイトの代表初ゴールでイングランド代表が先制もウルグアイ代表とドロー